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音響非破壊検査システム NDT-RAM

音響法による非破壊検査NDT-RAM(Non Destructive Test - Resonant Acoustic Method)は金属やセラミックスの内部の発生したクラック(亀裂)、ボイド(空隙)、焼成不良、変形、重量や密度の違い、製造工程の違いなどによって生じる共振音の変化を検出します。その結果から、良品と不具合良品を識別することが可能です。

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特長

RAM-NDTは、全体的な形状での欠陥、質量不足、ひび割れや密度の変化に起因する欠陥を検出することができます。
すべての製品は、特徴的な共振周波数を持ちます。この共振周波数は正常な部品であれば正確に同じであると言えますが、内部あるいは外部に欠陥があるとき、それは変化します。
更に、部品が割れたり欠けたりすると、共振周波数は変化し、低くなったり高くなったりして聞こえることを反映します。これは同じ傷を持っている部品について同じことが言えます。

テクノロジー

音響法と-その手法

チュートリアルビデオ

検出項目

クラック、欠け、食孔、気孔率、残留応力、許容寸法精度、密度および硬度の変化、接着および溶接の不良、熱処理および加工不良

検出例(クラック)

下の部品は一回目のRAM-NDTにて不合格
この時、外観検査と荷重試験は「合格」
二回目の荷重試験にて不合格
これは荷重試験で検出できながNDT-RAMでは可能であることを示している

一回目

クラックが目視確認できない

二回目

クラックが目視確認できる

検出対象

粉末冶金、アルミニウム鋳造品、鋳鉄品、圧延・延伸製鉄製品、鍛造品、セラミクス、複合品