オンラインセミナー

 「高効率モータの基礎と特性の測定・評価法」技術セミナー(9月11日(水)オンライン開催)

開催日時

2024年9月11日(水)13:30~17:20

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    オンライン

モータの設計・制御をご専門とし、次世代の高効率モータの研究開発を進められている大阪公立大学大学院 工学研究科 教授 森本 茂雄氏に、永久磁石同期モータ(PMSM)の基礎と高効率化のための設計や制御手法、およびその測定法や評価法についてご講演していただきます。
また横河計測株式会社より、モータの試験で使用されるパワーアナライザの使用方法をご説明いただきます。加えて東陽テクニカより、モータの測定におけるトルク特性計測や音振動計測の基礎について、説明させていただきます。

講師紹介

森本 茂雄 氏(大阪公立大学 大学院 工学研究科 教授)

先生のご紹介

1990年に大阪府立大学大学院工学研究科電気工学専攻 工学博士を取得され、1999年に大阪府立大学 工学部 助教授、2006年に大阪府立大学大学院 工学研究科 教授を経て、現在、大阪公立大学 大学院 工学研究科 教授としてご活躍されております。モータの設計制御に関する研究に従事されております。電気学会の学術振興賞著作賞や財団法人電気科学技術奨励会の電気科学技術奨励賞など、数多くの賞を受賞されております。

このような方におすすめ

これからPMSM等のモータの設計や測定を始められるお客様

セミナー内容

プログラム

13:30~15:10

第一部 

「高効率モータの基礎と特性の測定・評価法」
大阪公立大学 大学院 工学研究科 教授 森本 茂雄氏


1.永久磁石同期モータ(PMSM)の基礎
・PMSMの基本構造、トルク発生原理と基本特性、波形とd-q座標変換、d-q座標系モデルとモータパラメータ

2. PMSMの制御
・PMSM制御システム、電流ベクトル制御法、弱め磁束制御

3.同期リラクタンスモータの制御
・同期リラクタンスモータの構造とモデル、同期リラクタンスモータ制御システム

4.モータパラメータの測定法
・R, Ψaの測定、Ld, Lqの測定(停止時、運転時)

5.モータ特性の測定法と評価
・基本特性測定システムと実波形、入力・トルク・効率の測定と損失分離、温度の影響、 効率マップ、コギングトルク・トルクリプルの測定及び低減設計
15:10~15:20
休 憩
15:20~16:20

第二部 

「モータ評価におけるパワーアナライザの活用」 横河計測株式会社様


1.モータ評価の概要・使用する測定器
2.パワーアナライザの基本的な機能・設定測定の重要なポイント、各種設定・機能のご紹介
3.モータおよびドライバ評価
電機子抵抗(巻き線抵抗)の測定、誘起電圧測定⇒電機子鎖交磁束(Ψa)の算出、Ld, Lqの測定(停止状態、実運転状態)
16:20~16:30
休 憩
16:30~17:20

第三部 

「トルク特性計測・音振動計測の基礎」 株式会社東陽テクニカ


1. トルク特性計測の基礎 【30分】
 ・トルク計とブレーキの使用上における注意点
 ・トルク-回転数特性計測の基礎(T-N-I 特性の基本的な理解、コントローラやソフトの理解)
 ・適切に測るためのポイント(精度よく測る機器の選定、治具の扱い方、制御パターンなど)
 ・トルク計測の応用(ロストルク、コギング、トルクリップルなど、 基礎の次に学ぶこと)

2. モータの音振動計測の基礎 【20分】
 ・回転機械振動の対策方針
 ・モータにおける音振動の発生原因
 ・計測/解析例

受講費用について

無 料

セミナー方式について

本セミナーの配信には「Microsoft Teams」を使用します。
※ご視聴方法を以下URLでご案内しております 。 

パソコンで受講される方スマートフォンで受講される方

※ご受講の際は、PCやタブレットなどの端末と、インターネット環境が必要となります。

お申し込みに際して

競合他社様のお申込みはご遠慮いただいております。

日時 開催内容 費用 空席 定員 申し込み
2024年9月11日(水)
13:30~17:20
「高効率モータの基礎と特性の測定・評価法」技術セミナー(9月11日(水)オンライン開催) 無料 900 受付終了
日時 2024年9月11日(水) 13:30~17:20
開催内容 「高効率モータの基礎と特性の測定・評価法」技術セミナー(9月11日(水)オンライン開催)
費用 無料
空席 定員 900
申し込み 受付終了