Riverain Technologies

胸部X線読影支援システム 『ClearRead XR』

ClearRead XRは日常診療やポータブル撮影、健診、人間ドック等で幅広く活用されている胸部X線画像に対して画像処理【Bone Suppression】を行うことにより、 関心領域の視認性向上、経時的変化の描出、医療用チューブの強調といった様々な効果を得ることができます。

これらの画像処理は撮影装置のメーカー・機種に依存しないため、現在使用されている撮影装置の画像をそのまま処理できます。また画像処理は全自動で行われるため、ユーザーに負担なく処理画像を得ることができます。

販売名:胸部X線骨組織透過処理システム ClearRead XR 医療機器認証番号:303ADBZX00013000

特長

骨組織透過処理【Bone Suppression】

代替テキスト

胸部X線画像上の肋骨・鎖骨等の骨組織を透過させ、見えづらい結節影等の視認性を向上させる独自の画像処理技術です。 骨組織に重なり検出が困難であった肺結節や異常陰影の視認性を飛躍的に向上させます。

経時差分処理【+Compare】

ClearRead XRにより生成された現在・過去の骨組織透過画像に差分処理を施すことにより、経時的に変化があった部分を強調表示する画像を生成します。健診やドックなど過去との比較を行うシーンにおいて胸部X線読影を強力にバックアップします。異なる装置で撮影された現在・過去画像に対する処理も可能であり、装置更新や増設の際に既存メーカを意識した選定をする必要はありません。

代替テキスト

チューブ強調処理【+Confirm】

ClearRead XRにより生成された骨組織透過処理画像に強調処理を加えることで胸部X線画像上のIVHやカテーテル等の医療用チューブを全自動で強調し、 その先端の位置確認を容易にします。救急、病棟、ICU、手術室なポータブル装置で撮影される胸部X線画像に対し画像観察の手間や労力を劇的に削減します。

代替テキスト

システム構成

ClearRead XR 処理で必要なものはライセンスがインストールされた画像処理サーバのみです。
この画像処理サーバを院内ネットワークに接続するだけで院内の胸部X線画像に対し骨透過処理を適用可能です。処理画像は同一検査の追加情報としてPACS に送信されるため、既存のPACS ビューア上でオリジナル画像と共にClearRead XR 処理画像を観察することができます。特殊な読影ワークステーションのような専用端末は不要です。

ClearRead XR 導入事例