2019年度 TESCAN GROUP, a.s. ニュース一覧
TESCAN社のあるチェコ共和国ブルノ市は電子顕微鏡の発祥地として名を馳せています。1940年代に世界初の電子顕微鏡がこの地から生まれ、TESCAN社の前身であるTesla Brno社によって製造が開始されました。約40年に渡り3000台以上のTEM(透過型電子顕微鏡)とSEM(走査型電子顕微鏡)が製造され、東ヨーロッパを中心に研究開発に活用されてきました。
TESCAN社は冷戦終結後の1991年にTesla Brno社の一部のメンバーによって設立、世界各国へ電子顕微鏡の販売を開始し、SEMおよびFIBの世界的サプライヤーへと成長しています。現在では80カ国以上に納入実績があります。最近ではアジア各国への納入台数が増えており、材料開発や半導体といった世界トップレベルの研究を支えています。