「SYNESISを選ぶ7つの理由」SYNESISポータルで公開中
SYNESIS開発
「SYNESISを選ぶ７つの理由」と題したホワイトペーパーを作成しました。このホワイトペーパーは、SYNESISがネットワークの課題に対してどのように活用できるかをまとめたものです。
SYNESISをお持ちの方はもちろん、パケットキャプチャを検討中の方、パケットキャプチャのメリットについて知りたい方にもぜひ読んでいただきたい内容となっています。
今回の記事は、ホワイトペーパーがどのようなアプローチで書かれているかをご紹介します。
今後7つの理由については、SYNESISポータル上でコンテンツを順次公開していく予定です。ホワイトペーパー【SYNESISを選ぶ7つの理由】#1を公開しましたので、ぜひご覧ください。
ネットワークの課題とパケットキャプチャ
現代のビジネス環境では、複雑なネットワーク構造が大きな課題となっています。企業や組織のネットワークは、多種多様な機器やシステムが絡み合い、クラウドサービス、仮想化技術、IoTデバイスの導入によってその複雑さは一層増しています。この複雑性に加えて、データ量の急速な増加により、ネットワーク監視を行う従来の手法では対応が困難な状況になっています。
このような状況の中で、ネットワークトラブルのシューティングや問題の特定は一層難しくなっています。特に、高速回線を利用する中で発生するパケットロス、遅延、マイクロバーストなどの問題は、従来の監視手法では見過ごされがちで、これらを正確に特定することは非常に難しいとされています。また、ネットワークセキュリティの強化、セキュリティイベントの検知、データ漏洩の防止といった課題も急務となっています。
これらの課題に効果的に対応するため、再び注目されているのがパケットキャプチャの技術です。フロー技術などによって、パケットキャプチャをしなくてもある程度のネットワークの可視化はできます。しかしながら、パケットキャプチャは、フロー技術など他の手法では得られない詳細な情報が提供されるため、パケットの各レイヤーでのトラブルシューティングやパフォーマンスの最適化が可能となります。
過去の記事「パケットベースの解析の「いま」と「これから」 ～パケットデータの活用～」もあわせてご覧ください。パケットキャプチャの重要性と優位性について解説しています。
SYNESISが持つ３つの特長
SYNESISの機能には、他のパケットキャプチャ製品と比較して3つの大きな特長があります。
- ハイパフォーマンスなキャプチャ性能
ハードウェアは、高度な設計と最適な構成を備えており、最新の技術を活用しています。NICは、大容量のデータ転送に対応し、バーストトラフィック時にもデータを効率的に保存できるように最適化されています。 - 高度な解析機能
大量のデータから必要なパケットのみを抽出するという課題は、非常に困難なものです。SYNESISは、この課題に特化したパケット解析を提供しており、マクロレベルからミクロレベルまで、包括的な解析を可能にしています。 - 拡張性とカスタマイズ
ユーザによりパケットキャプチャの目的は違います。また解析するトラフィックも違います。SYNESISは、そのような多様性に対応するためNICやディスクなどが選択できる設計になっています。ディスクのカスタマイズによりペタバイトまでディスク拡張が可能です。また将来的なネットワークの拡張にあわせ、1GEから100GEまで1台でキャプチャ可能なモデルもあります。
SYNESISが解決できること
弊社は、30年以上、Snifferの時代からパケットキャプチャ分野において販売をしている実績があります。お陰様で、日本におけるパケットキャプチャ装置の代理店として、当社は非常にお客様より信頼を頂いています。その実績をもとに、2015年に当時世界ではじめて100Gbpsをフルレートでキャプチャできる性能のパケットキャプチャ製品「SYNESIS」を製造、販売しました。現在では、世界各地で500システム以上納品している製品となっています。（納入数は2023年10月調査）
SYNESISのホワイトペーパー「SYNESISを選ぶ７つの理由」では、以下のようなことでお悩みの方に具体的な解決法を提案しています。
- キャプチデータが不完全なデータのため解析に苦労している
- 同時に複数キャプチャできないため、時刻がバラバラ
- 他の機器と連携をした自動化ができない
- 障害を別の環境で再現してトラブルを突き止めたい
単なる機能紹介ではなく、課題が発生する技術的な背景、課題に対するアプローチ方法、導入のメリットなどについてまとめたドキュメントとなっています。
以下のリンクよりPDFのダウンロードが可能です。
[ホワイトペーパー]SYNESISを選ぶ７つの理由
エンジニアが直面する7つのネットワークの課題に対して、当社で開発・販売している大容量パケットキャプチャアプライアンスSYNESISがどのようにアプローチし、解決できるかを具体的な事例を交えて解説しています。
※ダウンロードに際し、簡単な入力フォームの記入が必要です。
あとがき
このホワイトペーパーは、全15ページとなっております。一部はブログで書いた内容を切り口を変えて編集して加えていますが、大半は描き下ろしたコンテンツとなっています。SYNESIS ポータルで順次公開していく予定です。ぜひいろいろな方に読んでいただけたら嬉しいです。
また、ホワイトペーパーに書かれている課題に限らず、ネットワークに関するお悩みをお持ちでしたら、ぜひ下のボタンよりお気軽にお問い合わせください。
