コロナ禍で激変したビジネス環境におけるデジタル・フォレンジックのあり方《サイバーディフェンス研究所 名和利男氏 登壇》
コロナ禍で在宅勤務・テレワークが急速に進み、ビジネス環境が大きく変化しています。
これまで企業は様々なセキュリティ対策を多層的に行い、社内のPC端末を脅威から守ってきました。しかし、コロナ禍で働き方の多様化が急速に進んだことで、自宅やコワーキングスペースでPC端末を使用する機会が増えています。多層防御から外れたセキュリティレベルの低いPC端末は、Emotet等のマルウェア感染や情報漏洩のリスクに晒されています。
このようなビジネス環境の変化に、企業の情報セキュリティ対策やインシデントレスポンスついても大きな見直しが迫られています。
本セミナーでは、コロナ禍のビジネス環境変化によってフォレンジック調査が困難になっている現状と対策について、サイバーディフェンス研究所の名和様に解説いただきます。また、世界中で猛威をふるっているEmotetの感染と対処について、具体的な事例をもとにした「TOYO ThunderBOT」によるインシデントレスポンスを解説します。
第1部 14:00~14:40
デジタル・フォレンジック調査を困難にするデジタル環境の変化
株式会社サイバーディフェンス研究所 上級分析官 名和利男氏
サイバー脅威の高度化・巧妙化は、「検知されないようにする努力と工夫」の一つの表れです。一方、コロナ禍において、一気にデジタル環境の積極的利用が進展したことで、フォレンジック調査の前提となるログや証跡を残さない領域が拡大しています。
このようにフォレンジック調査が困難になっている現状を理解いただくとともに、それに対する対策のあり方について考えます。
第2部 14:40~15:10
ネットワークフォレンジックシステムによるセキュリティインシデント対応の事例紹介
株式会社東陽テクニカ セキュリティ&ラボカンパニー
「Emotet」などのマルウェアによる攻撃に対するセキュリティインシデント対応として、ネットワークフォレンジックを取り上げます。2019年末に猛威を奮ったマルウェア「Emotet」がさらに攻撃力、感染力が強化され、2020年9月以降、各企業への被害が報告されています。
感染した端末の特定から、最終的な経過観察まで、インシデント対応の効率化を国産ネットワークフォレンジックシステム「TOYO ThunderBOT」でどう実現するか、具体的な事例を交え解説します。
セミナー概要
テーマ | コロナ禍で激変したビジネス環境におけるデジタル・フォレンジックのあり方 |
---|---|
開催日時 | 2021年1月20日(水) 14:00~15:15 |
タイムテーブル | 第1部:14:00~14:40 デジタル・フォレンジック調査を困難にするデジタル環境の変化 株式会社サイバーディフェンス研究所 上級分析官 名和利男氏 第2部:14:40~15:10 ネットワークフォレンジックシステムによるセキュリティインシデント対応の事例紹介 株式会社東陽テクニカ セキュリティ&ラボカンパニー 質疑応答:15:10~15:15 ※ご質問によっては多少の延長可能性あり |
開催方法 | Zoomを活用したオンラインセミナー ※詳細はこちらでご確認ください。 |
費用 | 無料 |
定員 | 100名様 ※先着順 |
受講方法 | 詳細はこちらでご確認ください。 |