Perforce Helix P4Vの主な新機能 


2017.3
■ワークスペースを元の状態に復元
Helix Visual Client 2017.3では、ワークスペースを元の状態に復元し、ディポと同じ状態にすることができます。明示的に削除されたファイルや元々バージョン管理下にないファイルをワークスペースから削除し、変更されたファイルをディポの内容に戻します。

 
■複数の並列同期による安定性と性能の向上
Helix Core 2017.2と共に利用することにより、複数の並列取得操作における安定性と性能を向上できるようになりました。



2017.2

■空のチェンジリストの識別
Helix Visual Client 2017.2では、空(から)のチェンジリストを青色で表示することにより、チェンジリストを展開しなくても、関連付けられているファイルの有無を簡単に識別できるようになりました。

 
■ジョブにおけるURLの取り扱い
Helix Visual Client(P4V)はURLを取り扱えるようになり、Perforceのジョブに関連付けられているファイルへのリンクを作成できるようになりました。ユーザの障害レポートファイル、ソフトウェアの設計変更、データベースのダンプなどに関連付けられたジョブを完了させる際、必要となる他のツール(例: バグ追跡ソフトウェア)の使用を省くことで作業を合理化できます。

 
■カスタムツールのショートカット
キーボードからもカスタムツールを操作できるようになりました。Helix Visual Client 2017.2では、キーボードのショートカットキーを使ってカスタムツールにアクセスできるので、効率的に作業を行い、生産性を向上させることが可能です。

 
■フィーチャーストリームを別のストリームへ移動してコードを統合
フィーチャーストリームを、現在の親ストリームから別のストリームにドラッグすることで、親子関係を簡単に変更できます。このとき、ストリーム間のドラッグによって、移行したい特定ファイルを保留および保留解除し、元々の機能にコードを統合することができます。

 
■P4Adminにおけるストリームディポの指定
2017.2では、ストリームディポの作成時にAdminツールからストリームの深さを指定することよって、ユーザが適切だと考える論理階層でストリームを整理できるようになりました。これにより、大規模なディポや大量のストリームにおける管理の簡素化を実現します。

 
■ディレクトリにおける反映履歴の表示
ディレクトリのブランチや移動を行う際、ディレクトリの反映履歴をすべて表示するかどうかを選択できるようになりました。これにより、変更を反映する前に、ブランチ/移動後のディレクトリに影響を与えるサブミット済みチェンジリストの一覧を確認できます。

 
■ダッシュボードに表示するファイル数の調整
P4V 2017.2では、ダッシュボードに表示するファイル数の上限をエンドユーザが調整できるようになりました。一方で、管理者はグローバルプロパティを用いて、上限を高く設定したエンドユーザにおける操作をこれまでどおり全面的に制御することや、特定のグループに上限を設定するための権限を付与することが可能です。



2017.1

■DVCS機能の強化
DVCS機能によって、バージョン管理を含めたパーソナルサーバでの作業が簡単になりました。パーソナルサーバの初期化は[接続をオープン]ダイアログまたはP4Vのツールバーから実行できます。P4Vのディポツリーで右クリックするかリモート仕様を用いることで、すぐにクローンを実行することが可能です。変更の取得や衝突解決も容易に行えます。さらに、1クリックでリモートのHelix共有サーバに対して変更をプッシュできます。

 
■リモートマッピングの管理
新しい[リモートマッピング]タブでは、GUIを使ってパーソナルサーバやリモートのHelixサーバ上で、リモートマッピングの作成や編集を行えます。Helixサーバから取得するリビジョン数の上限を設定し、リビジョン履歴を伴う大規模なバイナリファイルの取得に要する時間を短縮することが可能です。