製品比較  
PERFORCEと、他のソフトウェア構成管理ツール(もしくはバージョン管理ツール)との比較資料をまとめました。
これらの資料では、それぞれのツールが持つ個々の機能を比較するのではなく、システム管理、アトミック・トランザクション、ユーザビリティなどの質に対して、特にフォーカスを当てています。

これらの製品比較資料に関してご不明な点などがございましたら、どうぞご遠慮なく ss_support@toyo.co.jp までお問い合わせください。
PERFORCEとSubversionとの比較(PDF形式)
本書では、PERFORCE バージョン 2008.1 と Subversion バージョン 1.5.2 とを比較し、機能面での主要な相違点、典型的な操作(個々)に対する性能測定結果、両システムでのスケーリングの差異等を記述します。

PERFORCEとCVSとの比較(PDF形式)
本書では、PERFORCE(バージョン2005.2)とCVS(バージョン1.11.21、本書記述時点で最新の安定稼動バージョン)とを比較します。2つの製品で提供されている機能をすべて比較するのではなく、パフォーマンス、アトミック・トランザクション、分散開発など、最も重要な相違点に焦点を絞っ て記述します。

PERFORCEとMicrosoft Visual SourceSafeとの比較PDF形式)
本書では、PERFORCE バージョン 2005.2 と Microsoft Visual SourceSafe (VSS) バージョン 6とを比較し、両者の主な相違点について、システム構成、パフォーマンス、使いやすさなどの性質に焦点を絞って記述します。



用語集
  • 異なるソフトウェア構成管理システムでは、使われるコマンドおよび機能を示すために、よく異なる用語が使用されることがあります。以下の表では、一般的なPERFORCEのコマンド/機能を一覧表示し、他のいくつかのソフトウェア構成管理システムで使用される用語/機能に対応付けています。
PERFORCEでの
用語
他SCMシステム
での用語
コメント
add check in,
extract part
ファイルを初めてディポに配置することを、add (追加する)といいます。
annotate annotate ファ イル内の行とともに、各行が導入されたリビジョンの番号を表示します。機能的にはCVSのannotateコマンドに類似していますが、オプションを付け ることにより、削除された行を表示したり、導入したリビジョンと削除したリビジョンとの両方を表示させることができます。
branch codeline, project, stream 1つのまとまりとして管理可能な、関連するファイルの集合。PERFORCEでブランチを作成すると、反映元と反映先のファイル(すなわちファイルの祖先)との関係が保持されます。
changelist changeset PERFORCEでは、複数のファイルへの関連する変更を単一の不可分なトランザクションにグループ化することができます。
client workspace project, view, sandbox, family + release + component + work area ソース管理の対象であるファイルのローカル・コピーを操作する場所となる、コンピュータ上のディレクトリ構造。このワークスペースには1つ以上のプロジェクトおよびコードラインを含めることができます。
depot repository, archive, VOB ソー スコードおよび関連するファイルの主要な格納場所。PERFORCEサーバは1つ以上のディポを管理し、ディポはクライアント/サーバのネットワーク接続を経由してクライアント・ワークスペースにマッピングされます。サーバのファイルシステムをクライアント・コンピュータにマウントする必要はありません。
edit check out (for edit) PERFORCEでは、複数のユーザが同じファイルを編集目的で作業状態にでき、その後変更が上書きされないように差分を解決します。
head revision tip revision, head ファイルの最新のリビジョン。
integrate merge, branch 選択された変更を1つのコードラインから別のコードラインへと伝達します。
job work order,
change request,
ECO
バグ報告や改善要求などの作業要求。PERFORCEを使用して、ジョブをチェンジリストに関連付け、ジョブが必要とする作業を記録することができます。
label baseline, tag ユーザ指定のファイル・リビジョンに名前を付けたリスト。
merge merge 2つの衝突するファイル・リビジョンの内容を単一のファイルに結合するか、衝突するファイルのうち一方を受け入れて他方を破棄することにより、ファイルの衝突を解決します。
resolve merge ファイルの2つのリビジョン間の違いを調整します。
revert uncheckout,
undo checkout,
unlock revision or part
クライアント・コンピュータ上のファイルに加えたあらゆる変更を破棄し、ディポ(共有のレポジトリ)のバージョンをクライアント・ワークスペースへとコピーします。
submit check in, put クライアント・ワークスペース内のファイルを変更した後に、変更をディポへとサブミットします。
sync check out tip, refresh, extract part,
get version
ファイルをディポ(共有のレポジトリ)からクライアントワーク・スペースへとコピーします。