メーカーニュース

「Helix QAC 2024.1(QAC 11.5.0 / QAC++ 6.5.0)」リリースのお知らせ

Perforce Software, Inc.

2024年5月17日に、Helix QACおよびコンプライアンスモジュールのWindows版/RedHat Enterprise Linux版の下記バージョンをリリースしました。

  • Helix QAC 2024.1(QAC 11.5.0 / QAC++ 6.5.0)
  • MISRA C:2004 コンプライアンスモジュール(M2CM)5.5.0
  • MISRA C:2012 コンプライアンスモジュール(M3CM)5.5.0
  • CERT C コンプライアンスモジュール(CERTCCM)3.5.0
  • CWE(C言語)コンプライアンスモジュール(CWECCM)3.5.0
  • Cセキュアコンプライアンスモジュール(SECCCM)3.5.0
  • MISRA C++:2008 コンプライアンスモジュール(MCPP)3.5.0
  • CERT C++ コンプライアンスモジュール(CERTCPPCM) 3.5.0
  • CWE(C++言語)コンプライアンスモジュール(CWECPPCM)3.5.0
  • AUTOSAR コンプライアンスモジュール(ASCM)4.5.0
  • MISRA C++:2023 コンプライアンスモジュール(M2CPP)1.2.0

2024年5月1日時点で保守契約が有効なお客様には、製品ダウンロードページのURLとアクセス用IDならびにパスワードを個別にメールにてお知らせします。

保守契約が終了しているお客様も2週間の評価版をお試しいただけますので、この機会にぜひ保守契約の再開をご検討ください。

主な改善点

本バージョンにおける主な改善点は以下のとおりです。

解析能力の向上

  • 次の機能のサポートを追加、改善しました。
    • concepts(C++20)
    • abbreviated function templates(C++20)
    • constexpr(C23
    • compound literal (C++拡張機能)

サポート済みの他機能については、TOYO DEVELOPER PORTALから [Helix QAC] ページのFAQに入り、[解析] > [新しい言語規格とコンパイラの拡張機能への対応] をご覧ください。

  • 数多くの分岐を伴う処理の解析時間を短縮するための改良を行いました。

コンプライアンスモジュールの精度向上

次のガイドラインのサポートを追加しました。

  • CWECCM / CWECPPCM
    CWE-259, CWE-412, CWE-367, CWE-99, CWE-321
  • M2CPP
    Dir 0.3.2

マルチコンパイラサポート

1つのプロジェクトの1つの言語(CまたはC++)に対して、複数のコンパイラ設定を指定できるようになりました。 これにより、異なるコンパイラでコンパイルされるコードからなるプロジェクトの解析が容易になります。

コンパイラ設定の自動生成の強化

次のコンパイラ用設定ファイル(CCT)を自動生成する機能を強化しました。

  • Keil armcc
  • Clang 12
  • GCC 12/13
  • MSVC 2022

最新版のご利用にあたって

本日リリースの最新版をお使いいただくには、ライセンスの更新が必要です。

以下Webページの「ライセンス情報」にあるライセンス申請書に必要事項をご記入の上、ライセンス申請書に記載の宛先までお送りください。保守契約に基づきライセンスを更新いたします。

https://www.toyo.co.jp/ss/products/detail/qac#a04

なお、2024年3月下旬以降にライセンスを更新されたお客様には既に最新版を利用可能なライセンスが発行されている場合があります。

現在お持ちのライセンスで最新版を使用できるか確認するには、TOYO DEVELOPER PORTALから [Helix QAC] ページのFAQに入り、[ライセンス関連] > [現在所有のライセンスでどのバージョンの QAC/QAC++ を使用できるか] をご覧ください。

■■ RedHat Enterprise Linux版についての注意事項 ■■

RedHat Enterprise Linux版は、本バージョンにおいて内部で使用するライブラリを変更いたしました。この影響で、本バージョンのRedHat Enterprise Linux版は古いCPU(x86-64-v2 以前)の環境では使用することができません。
x86-64-v3以降のCPUの環境でお使いくださいますようお願い申し上げます。
なお、Windows 版は使用しているライブラリが異なるため、影響はありません。

東陽ユーティリティについて

東陽ユーティリティは適宜更新しております。

東陽ユーティリティをお使いの際は、TOYO DEVELOPER PORTALから [Helix QAC] ページのFAQに入り、 [基本情報] > [東陽ユーティリティ] にある最新版をご利用いただきますようお願いいたします。

評価版のお申し込み方法

最新バージョンをお試しいただける、2週間の評価版をご用意しています。ご希望のお客様は、以下のURLよりお申し込みください。

QAC評価版:

https://www.toyo.co.jp/ss/contacts/detail/qacevalrequest.html

QAC++評価版:

https://www.toyo.co.jp/ss/contacts/detail/qacppevalrequest.html

TOYO DEVELOPER PORTALについて

Helix QAC をはじめ、各種製品やソリューションに関するFAQ、設定手順、リリース情報、ホワイトペーパーなど役立つ情報をご提供しています。トラブル解決・環境構築などに、ぜひご利用ください。情報は随時、追加・更新しています。

TOYO DEVELOPER PORTALへのアクセスはこちら▼

https://kb.toyo.co.jp/wiki/display/KBTOP

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■ お問い合わせ先 ■

本件についてご不明点・ご質問等ございましたら、テクニカルサポートにお問い合わせください。

株式会社東陽テクニカ ソフトウェア・ソリューション

TEL:03-3245-1248 (直通)

E-mail:ss_support@toyo.co.jp