Perforce Software, Inc.

MISRA C++:2023コンプライアンスモジュール

NEW

MISRA C++:2023コンプライアンスモジュールは、静的解析ツール「Helix QAC for C++」にアドオンして使用するオプションソフトウェア(有償)です。

MISRA C++:2023ガイドラインにソースコードが適合しているかを評価し、違反している箇所を特定します。

特長

MISRA C++:2023対応を強力にサポート!

MISRA C++:2023コンプライアンスモジュールは、静的解析ツール「Helix QAC for C++」にアドオンして使用するオプションソフトウェア(有償)です。 MISRA C++:2023ガイドラインに対するコードの適合度を評価し、ルールに違反している箇所の特定および修正をサポートします。
※本モジュールの正式名称は、「MISRA Compliance Module for the MISRA C++:2023 Programming Guideline」 です。

 
  • 現在、Helix QAC for C++をお持ちでないお客様が本モジュールのご購入を希望される場合は、Helix QAC for C++ を別途購入する必要があります。
  • MISRA C++:2008に対応したMISRA-C++コンプライアンスモジュールとは別製品ですので、ご注意ください。
  • 本モジュールのご利用には、Helix QAC for C++のバージョン6.4.0以上が必要となります。

MISRA C++:2023コンプライアンスモジュールを使用するメリット

  • MISRA C++:2023のルールを100%カバー
  • C++17を使用した、セーフティ&セキュリティクリティカルなソフトウェア開発が可能に!

MISRA C++:2023とは?

MISRA C++:2023(MISRA C++:2023 Guidelines for the use of C++17 in critical systems)は、MISRA C++:2008の後継として、MISRA(Motor Industry Software Reliability Association)がAUTOSAR(AUTomotive Open System ARchitecture)と協力して2023年10月に発行した、C++向けの新しいコーディングガイドラインです。

セーフティクリティカルなソフトウェア開発プロジェクトの多くで採用され、その準拠が義務付けられてきたMISRA C++:2008ですが、発行から15年が経過し、その間にもC++言語は大きく変化し、そして進化を遂げてきました。そのため、MISRA C++:2008のルールでは、C++の新しい言語機能を使った開発プロジェクトには対応できなくなってきました。

このような状況を踏まえ、MISRA C++:2008をベースにして、C++14に対応する形で作られたのが、AUTOSARガイドラインです。そして、このAUTOSARをベースに作られた、C++17に対応するガイドラインがMISRA C++:2023になります。

なお、MISRA C++:2023のガイドラインは、Mandatory(必須)、Required(必要)、Advisory(推奨)の3つのカテゴリに分けられており、合計175のルールと4つのディレクティブで構成されています。

MISRA C++:2023ガイドラインは、MISRAのWebサイトから入手できます。
https://misra.org.uk/misra-cpp2023-released-including-hardcopy/

MISRA C++:2023への取り組み
  • 本モジュールの提供元である米国Perforce Software社は、欧州MISRA委員会のメンバーとして活動しています。本モジュールはその活動を通して得た、ガイドラインについての正確な解釈を基に開発されています。
  • 株式会社東陽テクニカは、日本のMISRA-C研究会の設立・運営に関わり、研究会メンバーの一員としても活動しています。

仕様

サポートOSとバージョン

Helix QAC for Cのバージョンによって、対応プラットホームが異なります。
詳しくは、Helix QAC for C++リリース情報 をご参照ください。

テクニカルサポート

技術的なご質問に関しては、以下までご連絡ください。

※ サポート受付時間:9:30~17:30(土日、祝日を除く)

お問い合わせ先

phone Tel: 03-3245-1248    mail Email: ss_support@toyo.co.jp

ご注意:
永久(Perpetual)ライセンスをご利用のお客様が技術サポートを受けるには、保守契約の締結が必要になります。

お問い合わせに際してのお願い:

  1. お問い合わせのE-mailに、次の情報を付加してください。それによって、より早い回答をお届けすることができます。
    • ご使用になっているOSの種類とバージョン
    • ご使用になっている製品のバージョン
  2. エラーメッセージが出ている場合は、そのエラーメッセージを正確にお送りください。GUI の場合は、画面をキャプチャした画像ファイルをお送りください。
  3. 可能な限り、その問題が発生した経緯、再現の手順をお知らせください。

保守契約のご案内

製品&マニュアルダウンロード

TOYO DEVELOPER PORTAL(要アカウント登録)のHelix QACページからダウンロードいただけます。

※ダウンロードに必要なIDとパスワードについては、保守契約が有効なお客様宛に別途メールにてご連絡させていただいております。
 メールが届いていない、見つからないという場合は、ライセンス担当(ss_lic@toyo.co.jp)までご連絡ください。