ネットワーク接続製品をセキュアに運用するために(ご一読ください)
ネットワーク接続機能を持つ製品について、セキュリティを維持するために一般的に推奨される事項を以下の通りご案内いたします。下記の内容をお客様において実施されることをおすすめします。
なお、製品個別の考慮事項については、製品添付ドキュメントやサポートの案内に従ってください。
なお、製品個別の考慮事項については、製品添付ドキュメントやサポートの案内に従ってください。
使用環境
- 製品を利用するLAN環境はFirewall等を使用して外部の不正なアクセスから遮断すること。
また、LAN環境に接続する端末には十分なセキュリティ対策を実施すること。 - Windows UpdateやUAC、Windows Firewallなど、OSのセキュリティ機構はなるべく有効にすること。
Windows Updateの自動更新を無効にする場合は、別途手動にてパッチを適用すること。
アクセスの制限
- 製品に物理的にアクセスできる人員を最小限にすること。
リモート環境からアクセスする場合は接続元を最小限にし、パスワードや認証の強度を確保すること。 - ソフトウェア更新などで必要な場合を除き、インターネット接続の利用は最小限にすること。
計測システムのネットワークは計測目的にのみ使用すること。 - 不正接続によって甚大な被害が見込まれる場合は、LANポートやUSBポートなどへの物理的なアクセスを制限すること。
セキュリティ対策について
- 人的ミス(例:USBメモリやメール添付ファイル、外部URLのクリックなど)による不正侵入を防ぐため、セキュリティ教育を実施すること。
- アンチウィルス等のセキュリティソフトウェアを導入して、セキュリティ対策を実施すること。
セキュリティソフトウェアをインストールできない端末では、ファイルのやり取りを最小限にするなどリスクに見合った運用とすること。 - 無線LANやVPNを利用する場合は、盗聴やなりすまし・不正侵入を防ぐため適切に暗号化された通信方式を使用すること。
ソフトウェアの更新について
- 製品のソフトウェアは定期的に更新を計画すること。
製品のセキュリティアップデートにより、脆弱性が修正されたり、新しいセキュリティ機能が追加されたりする場合があります。定期的なアップデートを行うことで、製品のセキュリティレベルを維持すること。