トップメッセージ
イノベーションの基点となる“はかる”技術で
社会や環境の課題解決に貢献してまいります。
代表取締役社長
東陽テクニカは1953年の設立以来、「“はかる”技術で未来を創る」という企業理念のもと、豊かな社会、人と地球に優しい環境づくりに貢献するため、最先端の計測ソリューションを開発・提供し、国内外の産官学界における技術革新を支援しています。その事業分野は、先進モビリティ、脱炭素/エネルギー、情報通信、EMC(電磁環境両立性)、海洋、ソフトウェア開発、ライフサイエンスなど多岐にわたります。
将来にわたって社会課題の解決に貢献し東陽テクニカのさらなる成長・発展につなげていくために、2021年には「サステナビリティ基本方針」を策定し、5つの優先課題「技術革新と産業発展への貢献」「環境保全の推進」、「安心・安全で豊かな暮らしの実現」、「多彩な人財の育成と活躍」、「健全で強固な経営基盤の確立」を特定しました。2022-2024年度は、特に次世代電池や次世代モビリティなどの技術開発分野において、企業や研究機関などステークホルダーの皆さまに当社の計測ソリューションを活用いただいたことで、脱炭素社会の実現や安心・安全で快適な未来づくりに向けて大きく前進することができました。皆さまのご支援・ご理解に深く感謝申し上げます。
2024年11月に策定した長期ビジョン“BT600-2030”では、環境・社会に貢献する「先進モビリティ」と「脱炭素/エネルギー」を重点施策に掲げています。また、2027年に向けたサステナビリティ中期計画“STY2027”では、「技術革新への貢献」、「環境保全の推進」、「持続可能な経営基盤の確立」を重点課題に特定しています。自動運転、空飛ぶクルマに代表される先進モビリティの開発支援や、脱炭素/エネルギー開発推進に貢献する水素、次世代電池の開発支援のさらなる拡大を目指すとともに、環境保全や人的資本への取り組みを強化します。
今後もテクノロジーにおけるイノベーションを持続的に支え続けるために最先端の計測技術を追求すると同時に、お客様の多様なニーズにお応えできるよう自社製品・ソリューションの開発やカスタマイズに注力するなど、さまざまな業界や研究機関と協働して取り組むことが不可欠と考えています。当社はこれからも“はかる”技術のプロフェッショナルとして、そしてイノベーターとして社会課題の解決に取り組み、安全・安心で快適な未来づくりに貢献してまいります。ステークホルダーの皆さまにおかれましては、今後ともご理解を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 高野 俊也