(2022年7月4日)
千葉大学工学部の学生に向けて
「東陽テクニカ企業見学会」を開催しました。
コロナ禍で減少した“社会との接点”を提供してもらえないか、と千葉大学の先生からお声がけいただき、2022年6月、授業の一環として「東陽テクニカ企業見学会」を開催しました。工学部の学生の方々にご来社いただき、社員との質疑応答や、計測機器のデモンストレーション体験をしていただきました。
前半は座談として、東陽テクニカの企業説明や、入社3年目の社員が実際の仕事の様子について話し、学生の皆さんお一人お一人から質問を受けました。
「大学で学んだことは仕事に活かされていますか?」「仕事でやりがいを感じるとき、逆に辛く感じるときは?」「大学院卒で入社したあとのライフプランは?」など、素朴な疑問から将来への悩みまでさまざまな質問が出て、社員からは、理系出身者が多い東陽テクニカならではのアドバイスがありました。
座談のあとは、当社が扱う計測機器のデモンストレーションを体験していただきました。
今回は、東陽テクニカが開発した、ドライビングシミュレーターにも応用可能な実写映像再生ソフトウェア「True Sim」と、海洋計測部で取り扱っている超小型水中ロボット(ROV)「GNOM」のデモンストレーションを実施しました。
「True Sim」のデモンストレーションでは、実際にドライビングシミュレーターで操作体験をしていただきました。
実写ならではの没入感など、社員からはシミュレーションのポイントを説明しました。
「GNOM」のデモンストレーションでは、駐車場に大きな水槽を用意し、水中での操作を体験していただきました。
実際の現場を想定して、ROVを通じて映し出される映像だけを頼りに障害物の中を操作していただきました。
体験を終えた学生の皆さんからは、「社員の方々に直接話を聞けたことがとても貴重でした」「CGではなく実写で、運転技術に合わせて映像が反応することに興味がわきました」「実際の現場での操作を想像するとさまざまな工夫が必要なのだと感じました」「業界のニーズに合わせた開発に規模の大きさを感じました」と多くの感想をいただきました。
東陽テクニカでは、これからも、このような企業見学会などの機会を通じ、学生の方々に向けて、“はかる”技術への取り組みを伝えてまいります。