(2025年1月22日)
能登半島の海底地形を高精度に可視化、復興支援をサポートしました
令和6年能登半島地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまとそのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
東陽テクニカ取り扱いのマルチビーム測深機「SONIC2022」が、能登半島沿岸の海底地形調査で活用されました。
2024年春、輪島港周辺の復興支援と海底活断層の把握を目的に、株式会社ワールドスキャンプロジェクトと国立大学法人九州大学の浅海底フロンティア研究センターにより海底地形調査が実施され、「SONIC2022」による最新の技術で輪島港周辺の海底地形を詳細にマッピングした結果、これまでにない高精度で可視化されました。
(写真提供:九州大学 浅海底フロンティア研究センター)
調査結果をもとに輪島港周辺の海底地形図が以下のHP上で公開されました。Google Earthを用いてスマホやパソコン上で表示させることができるkmzファイルもダウンロードすることができ、誰でも簡単に地形を確認できるようになっています。漁業に携わる地域の方々などに活用していただくことで復興支援につながることを願っています。
https://isgs.kyushu-u.ac.jp/~seafloor/noto/
<記者発表の詳細はこちら>
令和6年能登半島地震 震災後の詳細な海底地形データを広く一般公開へ | お知らせ | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)
能登半島地震後の浅海底地形データ取得に成功 地震後初となる能登半島北岸三次元地形調査の実施 | 株式会社ワールドスキャンプロジェクトのプレスリリース
<ワールドスキャンプロジェクトについてはこちら>
WORLD SCAN PROJECT ー ワールドスキャンプロジェクト
<今回使用されたマルチビーム測深機「SONIC2022」の後継シリーズ>
ワイドバンドマルチビーム測深機「Sonic」シリーズ | 東陽テクニカ | “はかる”技術で未来を創る | 海洋/防衛
東陽テクニカは、これからも最先端のさまざまな“はかる”技術で防災や災害復興の役に立ちたいと考えています。