このマニュアルについて
この『Perforceサーバ管理者ガイド: マルチサイト展開』(以前のタイトルは『Distributing Perforce』)は、相互に接続された複数のPerforceサービスや複製された複数のPerforceサービスについて、インストール、構成、保守を行う管理者のためのガイドです。Perforceサービスのインスタンスを1つだけ必要とするサイトの管理者は、『Perforceサーバ管理者ガイド: 基本』を参照するだけで十分です。
このガイドを参照するには、『Perforceサーバ管理者ガイド: 基本』に記載されている内容を理解している必要があります。
ご意見、ご感想をお待ちしています
当社では、ユーザのみなさんからの本書の関するご意見をお待ちしています。特に、初めてPerforceをお使いになったユーザのお考えを是非お聞かせ願いたいと思います。このガイドの説明は十分でしょうか?ご意見、ご感想をmanual@perforce.com
までお寄せください。
2015.1更新版でこのガイドに追加された情報
Perforceサーバ2015.1更新版リリースにおけるこのガイドの変更点を以下に示します。Perforceサーバ2015.1に導入されたすべての新機能と主なバグ修正の一覧については、Perforceサーバ2015.1リリースノートを参照してください。
主な変更点
- ブローカで複数のコマンドハンドラを使用できる
-
新しい
CONTINUE
アクションについては、フィルタプログラムを参照してください。このアクションを使用すると、複数のコマンドハンドラを指定することができます。
更新と修正
- 構成可能変数rpl.forward.loginの使用
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構成可能変数
rpl.forward.login
は、すべてのサーバに対してではなく、すべてのレプリカに対して設定する必要があります。 - 使用可能なレプリカタイプの追加
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追加のレプリカタイプについて詳しくは、レプリカのタイプによる要求の処理方法の違いを参照してください。
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P4TRUST
の使用 -
P4TRUST
環境変数を使用して分散環境の通信を保護する方法については、SSLのサポートを有効にするを参照してください。 - 昇格されたシェルフの操作
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昇格されたシェルフの詳しい操作方法については、保留状態のチェンジリストの昇格を参照してください。