5203型 プロジェクション小型電磁石(垂直磁場タイプ)
5203型は、ステージ上面の垂直方向に均一な磁場を発生させることができる プロジェクション小型電磁石です。
磁場を印加する領域(サンプル設置領域)がオープンな環境となるため、サンプルへのプロービングや光導入などが大変容易です。
株式会社東陽テクニカ 脱炭素・エネルギー計測部
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特長
- 小型軽量、オープンな磁場環境
- ピーク磁場:0.8T
- 磁場均一性:±1%以内(0.5T以上)
- 磁極の交換可能
- 任意方向に取付可能
- 高速試験サイクル
5203型は、ステージ上面の垂直方向に均一な磁場を発生させることができる プロジェクション小型電磁石です。磁場を印加する領域(サンプル設置領域)がオープンな環境となるため、サンプルへのプロービングや光導入などが大変容易です。
磁極は交換可能であり、光アクセス用に軸方向に穴をあけた磁極も選択できます。
5203型は 小型軽量のため、一般的な直線/回転ステージ上で任意の向きに取り付けて用いることができるので、サンプルに対して特定の位置や角度に磁場を与えることも可能です。
アプリケーション
- スピントロニクスデバイス
- ホール効果研究
- 磁気光学効果研究
- 磁気センサの評価
仕様
コイル(直列接続)
抵抗(20℃) | 173 mΩ | |
---|---|---|
最大抵抗(80℃) | 240 mΩ | |
最大連続電流 | 63 A | |
最大ピーク電流 | 100 A | |
最大連続消費電力 | 750 W | |
最大ピーク消費電力 | 2000 W | |
低磁場のインダクタンス | 3500 μH | |
高磁場のインダクタンス | 895 μH | |
ランプ速度(0–0.5T, 線形B vs t) | 0.1 seconds | |
ランプ速度(0–0.5T, 非線形B vs t) | 0.01 seconds | |
必要な冷却水(18℃@ 0.1MPa) | < 8 L/min | |
所期の最大サイン周波数(0.5T) | 10 Hz | |
過熱インターロック > | 80 ℃ |
寸法・重量
寸法 | 74mm W x 74mm D x 123.5mm H | |
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重量(冷却用ホースと水を除く) | 2.5 kg | |
磁極面の直径 | 24.4 mm |
寸法図
マウンティング
※電磁石底面より電源ケーブル、冷却ホースなど配線を取り出す構造になります。設置の際にはご注意下さい。
※M3×4, UNC4-40×4, UNF4-48×4のいずれかが必要になります。
磁場特性
性能
<資料1>
<資料2>
<資料3>