Lake Shore Cryotronics Inc.(レイクショア / USA)

低温用 ホール素子 HGCT-3020/HGCA-3020型

オンラインストア掲載製品

HGCT-3020/HGCA-3020型は、低温下:1.5Kでも使用できるホール素子です。低温1.5Kから375Kまでの広い温度範囲で磁場センサとして用いることが出来ます。磁場範囲は±15Tの強磁場まで測定可能です。
磁場をセンスする方向により HGCT-3020型トランスバースタイプとHGCA-3020型アキシャルタイプ の2種類を用意しています。
超電導をはじめ 低温物理実験における磁場センサとして重宝します。

株式会社東陽テクニカ 脱炭素・エネルギー計測部
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Email:keisoku[at]toyo.co.jp

特長

HGCA-3020 HGCT-3020
特長 低温アキシャル型
フェノールパッケージ
低温トランスバース型
セラミックパッケージ
アクティブ領域の大きさ 0.762mm(直径) 1.02mm(直径)
入力抵抗
出力抵抗
定格制御電流 ICN 100mA
最大制御電流(25℃) 300mA
磁気感度(無負荷*) 5.5 ~ 10.5mV / T
最大直線性誤差(読み取りの%) ±1.0%(-3T~3T)  ±2.0%(-15T~ 15T)
残留電圧(*) ± 200μV(最大)
ホール出力電圧の温度係数 -0.01%/K(最大)
抵抗の温度係数 ±0.6%/K(最大)
オフセット電圧の温度係数(*) ±0.4μV/K(最大)
動作温度範囲 1.5K~375K
大きさ:厚さ 6.35mm直径 1.092mm
大きさ:幅 6.096mm
大きさ:長さ 5.08mm 16.00mm
最適負荷抵抗 500Ω
データの有無 3Tまでの校正直線図(室温)
リード線 34AW銅線(テフロン絶縁)、電流印加:+Ic(赤)、-Ic(黒)、
ホール電圧:+Vh(青)、-Vh(黄)

*lc=定格電流時

注)300Kから温度を下げていくと、磁気感度は一度大きくなりますが、200~100Kの間にピークをもち、その後は温度が下がるにしたがって磁気感度も小さくなります。磁気感度の変化と温度の関係は下記の通りです。

温度 磁気感度の変化率
室温 上記の仕様を参照
200K +0.05%
100K -0.04%
80K -0.09%
20K -0.4%
4K -0.7%
1.5K -1.05%

*ホール素子の修理はできません。取り扱いには十分注意ください。