FAQ
PCB社技術情報
音響技術
ID.セクション Ⅳ:仕様説明
Q. 70 マイクロホン/プリアンプシステムの耐熱温度を教えてください。また、熱はアプリケーションにどのように影響しますか。
A.
使用耐熱温度は、通常各メーカーの仕様書に示されています。PCB社の一般的な精密プリポラライズド型マイクロホンの場合、120℃までの動作が保証されています。一般的な外部分極型マイクロホンの場合は、150℃です。使用温度が変化すると、感度も少し変化することがあります。感度の温度係数(例:–0.007 dB/℃)も各社から提供されています。プリアンプの使用耐熱温度はマイクロホンよりも低く、この温度によってマイクロホンアセンブリの実際の使用可能温度が決まります。
一般的なプリアンプの使用耐熱温度は60℃から80℃です。高温用に設計されたプリアンプは120℃です。プローブマイクロホン関しては、プローブのチップの先端で計測するので、800℃までの環境で計測できます(プローブは音信号を伝え、マイクロホンやプリアンプは熱源から離れた別のケースに入れるため熱の影響を受けません)。