FAQ
OROS社 OR3x
フロントエンド
└プレーヤ
ID.x079
Q. 任意波形を発生できますか?
OR30を任意波形発生器として使用できますか?
A.
可能です。
OR30は市販の任意発生器のように数値を指定するような機能はありません。
しかし、Matlabなどを使ってWAVファイルを生成することで希望する波形を出力することができます。
その方法は以下の通りです。
- 希望する波形を含んだWAVファイルを生成してください。バンド幅はNVGateで利用可能なサンプリング 周波数の2.56倍でなければなりません。例えば、51.2 kS/s で測定した波形のバンド幅は 20 kHz となります。
- NVGateの現在のプロジェクトへWAVファイルをインポートしてください。
メニュー"ファイル/インポート/ファイル"を選択し、 ダイアログで"OR2X signal (*.wav)"とパスを選択します。 - インポートしたファイルをプレーヤに読み込みます
プロジェクトマネージャのシグナルの上で右クリックして、"読み込み"を選択 - 希望する出力にトラックを割り当てます
ASBの"フロントエンド/出力/出力x/ソース"で生成したいトラックを選択します。
ソースにトラックが表示されなければ、入力サンプリングが信号のバンド幅の2.56倍でないことを意味します - アナライザ入力とアナライザを設定してください
- アナライザを実行させてください
- "プレーヤ/選択されたレコード/繰り返しモード=ON"にすることでプレイバック信号を繰り返すことができます
- 出力のセトリングはデフォルトでコントロールされています。
"フロントエンド/出力/出力x/過渡制御=OFF"でこの機能をオフに設定できます - 信号の生成を入力信号に同期したり、しなかったり設定できます
"フロントエンド/出力/出力x/同期=フリー、実行にリンク"で設定してください