FAQ
FAMOS
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└スペクトラムキット&周波数解析関係
ID.p002
Q. 各スペクトラムの計算の違いについて
A.
スペクトラムキットに組み込まれている
AmpSpectrumRMS
AmpSpectrumPeak
PowerSpectrum
PowerDS
について説明します。
AmpSpectrumRMSとAmpSpectrumPeakの違い
AmpSpectrumPeakは、その振幅を返します。
AmpSpectrumRMSは、その振幅の実効値を返します。
例えば振幅1の正弦波を入力した場合、AmpSpectrumPeakは、その振幅を返します。(=1)
AmpSpectrumRMSは、その振幅の実効値を返します。(=0.707)
PowerSpectrumとAmpSpectrumRMSの違い
AmpSpectrumRMSを2乗したものがPowerSpectrumとなります。
PowerSpectrumとPowerDSの違い
PowerSpectrumを周波数分解能で割った値がPowerDSとなります。
今回の例では周波数分解能を2Hzに設定しています。従って、パワースペクトラムの値を1/2倍したものがパワースペクトラム密度になります。