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バージョンアップ情報

ID.g020

Q. Version 4.0 新機能


ここでは以前のバージョンに慣れ親しんだユーザーを対象にして、簡単に新しいバージョンを解説しています。

以前のバージョンアップの紹介はこちらを参考にしてください。

A.


ユーザーインターフェイス

ユーザーインターフェイスを完全に作り変えました。FAMOSバージョン3.2と比べて特に異なる点は下記の通りです。

1. バージョン3.2ではコマンドを1行だけ実行するオペレーションボックスやシーケンスエディタが新しく統合化されます。新しいエディターは以下の特徴を持っています。

  • UNDO(元に戻す)やREDO(繰り返す)の機能向上
  • 複雑なテキスト要素のペースト(貼り付け)機能
  • オートフォーマット機能
  • ブックマーク
  • 自動バックアップ(オプション)
  • ブレークポイントの機能向上、サブシーケンスでのシングルステップ実行、サブシーケンスの自動読み込み
  • FAMOS関数のインテリセンス機能
  • ファイルコメント機能

2. バージョン3.2まで使用されていた関数ボタンやリストは階層化されたツリーに置き換わります。フォーミュラーアシスタントのオーバービューダイアログも同様に置き換えます。“お気に入り”のリストを作成することもできます。

3.新しいプラグインが使用可能になります。

  • FAMOS用ビデオキット
  • ASAM ODSブラウザ

4. 従来、分散していたオプションを1つの“オプション”メニューにまとめます。

5.フォーミュラーアシスタントがキット関数にも適用できるようになりました。

FAMOS Ver4の新しい関数

1.Randam(ランダム)
さまざまな分散関数(コンスタント、リニア、エクスポネンシャル、共分散)を用いたランダムデータの作成

2.PosEx*
“Pos”関数の拡張。指定したY値に対するX座標の微分。

3.SetOption、GetOption
“オプション”情報の設定と取得(例:ディレクトリ、数式ファンクションのオプション、DDE)

4.Execute(実行)
実行可能なMS Windowsプログラムやアプリケーションの開始。待機オプション(プログラムが完全に閉じるまで待機するオプション)

5.Sleep(スリープ)
指定した時間だけシーケンスを中断。

6.FileOpenAscii2, FileOpenXLS, FileOpenXLS2, FileXLSColumnRead, FileXLSCellRead
ASCIIエクスポートやExcelのインポート・エクスポート機能

7.File management kit(ファイル管理キット)
25種類の新しいファイル操作関数(例:ディレクトリ、ファイルカウンティング、コピー、削除など)

8.MatrixTranspose, MatrixSumLines, MatrixCut
セグメントデータ(マトリクス)を編集するための関数。

9.SetFlag, Flag?
波形の属性を取得、設定します。

10.TimeStampAscii kit
テキストと時間を融合したデータ形式です。

機能の拡張

1.“+”
文字変数に対するオペレータの追加(‘Tadd’と同様)

2.“~xxx”
テキスト定数としてASCIIコードを直接記述できます。
例えば、"~009"。関数"SvtoChar"の代わりになります。

3.ExitSequence
新しいオプション(サブシーケンスから抜ける事とサブシーケンスを閉じる事の違い)

4.Regr, Eregr

5.FileOpenAscii
64KB制限の廃止

6.TForm
新しいテキストフォーマットオプション
“~XXX”は直接ASCIIコードとして使用できます。(e. g. ‘~009’ がタブ).

7.Sequence place holder
‘ * ’ や‘ ? ’ をパス名として使用可能

8.セグメントデータ
基本的な関数がセグメント波形に対して使用可能になりました。

9.SetBoxPos
関数"BoxMessage()"や"DlgFileName()"で作成されたダイアログに対しても利用できるようになりました。

エクスポート/インポート

ASCIIフォーマットのエクスポート機能向上
ダイアログを使ってテンプレートを作成することにより、特別なフォーマットを定義できます。例えば、列のヘッダーやデータのフォーマットなどを設定できます。

Microsoft Excelとのリンク
Excelがインストールされていたら、XLSファイルを直接読み書きできます。書式はASCIIエクスポートと同様にテンプレートを利用することができます。

その他

変数の最大数
取り扱える変数の数を32000に拡張しました。

Nicholetファイルのインポート
Nicholetファイルに対するチャンネル名制限(8文字)を廃止

USBハードロック
パラレルポートだけでなくUSBタイプのハードロックが利用できるようになりました。

FAMOSファイルフォーマット
単一値は効率的に保存されます。このため、ファイルヘッダーに新しいキーが追加されます。

新しいFAMOSキット

オーダートラッキングキット オーダートラッキングを行います。
ASAM-DOSブラウザ ASAMのODSにアクセスできます。
ビデオキット ビデオカメラで撮影した映像と波形データを同時に解析できます。

レポートジェネレータ

エキスポート機能
JPEG、PNG、ビットマップ、メタファイル

新しい関数:

RgDocExport さまざまなグラフフォーマットへのエクスポート
RgDocPrintSetup プリンターやファイルなどへ出力する際の設定
RgObjSetSize, RgObjMove, RgObjGetPos オブジェクトの位置
RgObjDelete オブジェクトの削除

カーブウィンドウ

  • カラーマップ表示機能の充実




     
  • 信号のポスト処理(測定カーソル機能の充実)
    測定カーソル間にローパスフィルターをかけたり、定数を加えたり、信号を加工することができます。
  • 表形式の表示を新しくサポート

     
  • タイムスタンプASCIIデータの表示
     
  • デフォルト色
    カーブウィンドウのデフォルト色を簡単変更できるようにして、一部はシステムカラーを使用できるようになりました。

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