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クラスカウント法

ID.

Q. ClsPeak3関数(カウント方法、パラメータについて)

A.


カウント方法について

ClsPeak3関数は、すべての極値を、極大値と極小値でそれぞれ別個にカウントする、という手法を取ります。

それぞれ別個に、というのは後述するパラメータの設定に応じて「極大値のみをカウントする」解析モードと、「極小値のみをカウントする」解析モードが存在するということを意味します。
例として下図のデータの場合、パラメータ設定に応じて赤枠で囲った極大値のみをカウントする、または緑枠で囲った極小値のみをカウントする、というどちらかの挙動となります。

データの始点/終点もカウントの対象となります。始点/終点が極大値/極小値のどちらとしてカウントされるかはデータの形状に依存します。
上図のデータの例では、始点は極小値、終点は極大値として扱われます。

関数のパラメータについて

ClsPeak3関数のパラメータは以下のようになります。
Result = ClsPeak3(data, MaxValue, MinValue, Number of bisn, Hysteresis, Options)

Result カウント結果の変数名
data カウント対象データの変数名
MaxValue カウントするレンジの上限
MinValue カウントするレンジの下限
Number of bins 分類するクラスの数
Hysteresis 小さな振動を無視するためのヒステリシスの大きさ
Options カウントする際の挙動に関するオプション設定
Options以外のパラメータについては「ClsPeak1関数」と同様です。(Referenceは存在しません)

Optionsはオプション設定用の値で、以下の4つが存在します。
0:極大値のみをカウントします。
1:クラスの上限/下限の外にあるデータもカウントの対象とし、極大値のみをカウントします。
 例えば、クラスの上限が8でy=10の極値がある場合、この極値は上限のクラスに含まれるものとしてカウントします。逆にoptions=0の場合はこの極値は無視されます。
2:極小値のみをカウントします。
3:クラスの上限/下限の外にあるデータもカウントの対象とし、極小値のみをカウントします。

極大値も極小値もすべてカウントする、という使い方をしたい場合は、Optionsの0または1でカウントした結果と、Optionsの2または3でカウントした結果を合算することで求めることができます。


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