スピーカ測定システム R&Dシステム
スピーカ、ヘッドフォーン、シェーカ等の開発、解析、診断、測定に。>
スピーカ測定R&Dシステムは各種パラメータの測定モジュール、設計と最終性能の間の関係を示すシミュレーション・モジュール、ならびに主観的なリスニング評価との比較モジュールを提供します。
特長
- 概要
スピーカのT/Sパラメータのような線形なパラメータをはじめ、大信号時の非線形パラメータの測定や高調波ひずみの測定、スピーカの表面振動の可視化、3次元の放射特性の測定、更には、サスペンションパーツ単体の動的特性評価等、スピーカの開発に幅広くお使いいただけるツールです。 - 測定可能項目
TRF:伝達関数、過渡応答
LPM:線形パラメータ(T/Sパラメータ)
LSI:大信号(非線形)パラメータ
DIS:高調波ひずみ、変調ひずみ
PWT:長時間試験、ボイスコイル温度評価
SPM:サスペンションパーツの動特性評価
SCN:振動形状及び指向性、ジオメトリの取得
NFS:3次元の放射特性計測、反射音除去機能で無響室不要
その他、様々な評価に対応しております。 - 特長
スピーカ、ヘッドフォーン、シェーカ等の開発、製造、品質制御のユニバーサルツール
レーザ変位計による線形/非線形パラメータの短時間取得
振動面、3次元指向性等の自動計測
スピーカの問題点を適切に評価
大信号ドメインにおける温度、ノンリニア、時間変動プロセスを考慮し、大信号パラメータのダイナミック(動的)測定を可能に
大信号パラメータ:最大出力の予測、信号歪の物理的な原因追求、トランスジューサを重さ、寸法、効率の点で最適化するのに重要
豊富なパラメータ測定ソフトウエア:リニアパラメータ測定、歪み測定、歪みシミュレーション、伝達関数、リスニング比較
システム構成
測定系
機器構成
ハードウエア
●必須 ○任意
ディストーション・アナライザ ● | DA2 |
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レーザセンサ ● | LK-Hxxx他(被測定物による) |
マイクロフォンセット ○ | マイクロフォンセット他 |
ドライバスタンド(DUT取付け冶具) ● | プロ用ドライバスタンド |
オーディオアンプ ● | PLXシリーズ |
PC ● |
機器構成
ソフトウエア
●必須 ○任意
基本ソフトウエア
デスクトップ・ソフトウエア ● | dB-Lab |
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アプリケーション(測定)ソフトウエア・モジュール
リニアパラメータ測定 ● | LPM |
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大信号ドメインのパラメータ測定 ○ | LSI他(ウーファ、ツィータ、ミッドレンジ、ボックス) |
伝達関数測定 ○ | TRF他(伝達関数、伝達関数+ラブ&バズ) |
歪み測定 ○ | DIS他(3D歪み、HI2 +IMD ) |
シミュレーション ○ | SIM |
オーラリゼーション ○ | AUR |
dB-Labデスクトップ・ソフトウエア
- 必須ソフトウエア
- 各種モジュールへの共通環境を提供するマネージメントソフトウエア
- アプリケーション・モジュールのカスタマイズ
- 生産、ラボ、オフィスでデータの評価が可能
- 測定結果のグラフ表示のカスタマイズと保存
- データの簡単なアーカイブ
LPMリニアパラメータ測定(Thile-Smallパラメータ等)
- リニアT/Sパラメータとその他のトランスジューサ・パラメータ測定
- 小信号ドメインのリミット検出
- パラメータ確度の評価
- 各種トランスジューサの測定
LSI大信号ドメインのパラメータ測定
- リニア、ノンリニア、サーマルパラメータの測定
- ボイスコイル位置と入力電流に対するBl、Kms、Le関数の測定
- モータとサスペンションの解析
- ボイスコイルの定常位置のチェック
TRF伝達関数測定
DIS 3D歪測定
- 小信号、大信号ドメインでのスピーカ最適化
- 信号歪みと振幅飽和の測定
- 安定動作と最大出力の確定
- リミットでのスピーカ測定を安全に
SIMスピーカシステムのシミュレーション
- トランスジューサの集中定数解析
- FEA、BEAを測定と比較
- プロトタイプのコスト削減
オーラリゼーション
- 客観評価と主観評価の組合わせ
- 音楽でスピーカの解析
- 個別歪み成分のリスニング
- エンジニアリングとマーケティングの橋渡しに