スキャンニング振動メータSCN
スキャンニング振動メータ(SCN)は、コーン、ダイアフラム、パネルとエンクロジャの幾何学データとメカニカル振動の非接触測定が可能な測定システムです。
被測定スピーカ上のユーザ定義グリッド(φ、r、z)にレーザ変位センサを動かし、スピーカを励起し、それぞれの測定ポイントでオーディオ・バンドのレスポンスとスペクトラムを収集します。
収集された振動データはSCNソフトウェアで解析され、最新画像処理技術により振動モードがアニメーション化されます。
特長
- スピーカの幾何的構造とメカニカル
- 振動を測定
- 振動状態をアニメーション化
- 音圧出力に対する寄与を表示
- 指向性パターンの予測
- 放射と循環モードの分離
- 放射コーンの範囲をアクティブに分析
- スピーカ故障の検出
- ホールセンサオプションで磁束密度分布も測定可能
システム構成
ディストーション・アナライザ | DA2 |
---|---|
レーザセンサ | LK-Hxxx他 |
SCNセット | SCNビブロメータ他(2510-001) |
SCN分析ソフトウエア | SCN(2510-010) |
SCNジェオメトリエクスポート | SCN Geometory export (2510-020) |
オーディオアンプ | PLXシリーズ(被測定物による) |
基本ソフトウエア | dB-Lab |
伝達関数測定ソフトウエア | TRF |
PC |