ベアリング故障検知用 トランスミッタ
ベアリング故障検知用トランスミッタ「682C05」は、機械設備内のベアリングの故障を振動状態監視により早期警告できるように設計されたトランスミッタです。
このトランスミッタは10mV/(m/s2)のICP®加速度計を接続し、回転機械で測定された振動レベルに比例した2つの4-20mAの信号を出力します。1つは高周波ピークデータ、もう一つは低周波RMSデータです。これらの4-20mA 信号は、既存のPLC、DCS、SCADAやアラームおよび制御システムを使用して、他のプロセス変数と一緒に監視されます。アナログ電圧信号を出力することも可能で、振動のスペクトル分析等に使用可能です。
特長
- ベアリングの故障検知用の4-20mA出力トランスミッタ
- ベアリングとギア障害の早期警告が可能
- スポーリング割れと潤滑の問題に関連したインパクトを検出
仕様
682C05 | |
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周波数範囲(± 3dB) (オーバーオール振動) |
10~ 1,000Hz |
周波数範囲(± 3dB) (Fault) |
1k or 5k~ 100kHz |
測定レンジ (Fault検知) |
50g |
サンプリング時間 | 7秒 |
温度範囲(動作) | 0~+70℃ |
重さ | 142グラム |