往復動圧縮機用振動センサ
衝撃検出:故障防止
レシプロコンプレッサの故障は損害が重大なレベルに達しても振動のオーバーオール値が大きくならないケースもあります。それは、ボルトの緩みや破損、接続ピンのクリアランス不良、ロッドナットの緩みやクラック、シリンダー内の液体や破片の混入、接続部またはピストンロッドのクラック、シリンダー内のスコーリング、クロスヘッド/スリッパークリアランス不良、部品の不良等です。特許取得済みの往復動圧縮機用振動センサM649A01(米国特許番号7171313)は、これらの故障の初期段階で異常を検知できるため、レシプロコンプレッサーを常時監視することに特に有効です。M649A01は機械のシリンダ内または近くで発生する衝撃を検出しますが、センサは異常が検知されない限り、継続的にピーク加速度値を出力します。閾値を超えた場合、潜在的な異常状態を検知し、正確に異常の重症度に比例した往復障害指数(RFI)を出力します。コンプレッサーの回転数、サンプリング時間、閾値を調整することができ、様々なレシプロコンプレッサーを状態監視するための強力なツールです。
特長
- 4-20mA出力レシプロコンプレッサー用異常検知器として使用
- 独自の検出方法により異常を検知
- 機械的な緩みや故障の早期検知
仕様
M649A01 | EX649A71 | |
---|---|---|
ベアリング回転スピード | 240~ 10,000RPM | 240~ 10,000RPM |
4~ 166Hz | 4~ 166Hz | |
サンプリング時間 | 0.2~ 6.4秒 | 0.2~ 6.4秒 |
補正ファクター | 0.2~ 16mA | 0.2~ 16mA |
ピークカップリング電流レンジ | 4~ 20mA | 4~ 20mA |
衝撃閾値 | 2~ 50g | 2~ 50g |
温度範囲 | − 40~+ 100℃ | − 40~+ 100℃ |
重さ | 198グラム | 500グラム |