P4Vのプリファレンスを設定する
P4Vの設定を構成するには、[編集] > [プリファレンス...](Windows)、[P4V] > [プリファレンス...](Mac)に移動します。[プリファレンス]ダイアログには次の設定ページがあります。
[適用]をクリックして変更を保存します。[OK]をクリックして変更を保存し、ダイアログを終了します。
注意
ローカルプリファレンスと一元的プリファレンス:多くのP4Vプリファレンスは、Perforceサービスで一元的に定義または無効にすることができます。たとえば、管理者は一元的にラベルタブを無効にすることができるので、この設定はローカルのP4Vプリファレンスでラベルタブを有効にするようにオーバーライドすることはできません。これらの一元的設定はPerforceサービスに固有のものであるため、P4Vセッション中に接続を別のPerforceサービスに切り替えた場合、新しい接続を開いたときに異なる動作をする可能性があります。たとえば、PerforceサービスAでラベルタブを有効にし、PerforceサービスBで無効にした場合、接続をサービスAからサービスBへ切り替えるとラベルタブは使用できなくなります。また、Perforceサービスで一元的に設定することができるパフォーマンスに関連したプリファレンス([サーバーデータ]ページにあるものなど)があることに注意してください。これらの一元的に設定されるパフォーマンスのプリファレンスがユーザーのローカルプリファレンスと異なる場合、一元的プリファレンスによりオーバーライドされても、ローカル設定はプリファレンスダイアログに引き続き表示されます。
接続
次の設定をPerforceサービスへの接続に設定することができます。
アプリケーション起動時:
-
PERFORCE接続ダイアログを表示:P4V起動時に常に接続設定プロンプトが表示されます。
-
以前にオープンされたすべての接続を復旧する:接続設定のプロンプトは表示されず、前回のセッションで接続したPerforceサービスに再接続します。
接続のオープンとクローズ:
-
ログイン時にIP固有のチケットを使用:ログインチケットを、接続しているIPアドレスに限定するかを指定します。
-
接続クローズ時に自動的にログオフする:ログアウト時にチケットを無効にするかを指定します。
-
接続のオープン時にワークスペースツリーとディポツリーを前の状態へと展開しない:ツリーを最初に表示するときに(ディポの)トップレベルのみ展開するかを指定します。
ストリーム
ストリーム動作の実行時にP4Vのワークスペース取り扱い方法を設定するには、次のいずれか1つを選択します。
-
同じワークスペースを使用し、ストリーム間で切り替える: ストリーム間の切り替え時に同じワークスペースを継続して使うことができます。このオプションは、ほぼ同一のワークスペースビューを持つストリームを通常は使用していて、ストリームを切り替えるたびに重複した内容が大量に再同期(取得)されないようにする場合に選択します。
-
ストリームごとに別々のワークスペースを使用する: これはデフォルトのオプションで、一般的には開発者が自分のローカル作業の管理にメインワークスペース、開発ワークスペース、リリースワークスペースを使用している場合に選択します。このオプションを選択した場合、ストリームグラフ内でストリームから別のストリームへワークスペースアイコンをドラッグしてワークスペースを切り替えることができます。
-
ワークスペースの切り替えに関して警告しない:ストリーム間の切り替え時に、P4Vがワークスペースの切り替えを通知しないで行うかを指定します。
-
-
ストリームを切り替える際、自動的にすべてのストリームファイルでワークスペースを更新する:ストリーム間の切り替え時に、プロンプトを表示しないでワークスペースにファイルを同期(取得)するようにします。
-
ストリームをブランチする際にファイル削除処理を含める(12.1以降のサーバー):Perforceが子ストリームを作成するときに、親ストリームから削除されるファイルを含めるように選択します。p4 populate -fコマンドと同等です。デフォルトの動作では、新しいストリームに対してブランチを作成する場合、削除済みファイルをスキップします。
-
ストリームグラフにストリームをドラッグアンドドロップして親を再設定することを許可しない:誤って親が再設定されないように選択します。
-
ストリームグラフ: ストリームグラフでストリームを表示するときのデフォルトの名前表示とストリームノードの幅を選択します。ストリームグラフでタスクストリームのフルディポパスを表示するには、[ストリームのルート]を選択します。ストリーム名のみを表示するには、[名前]を選択します。これらのデフォルトは、[ストリーム]タブの[グラフビューオプション]でオーバーライドできます。
サーバーデータ
セッション中にP4Vが処理するデータ量を設定し、高い頻度で実行するコマンドや大量のデータ転送によるサーバーの負荷を最小限に抑えます。
-
nサーバの更新をチェックする間隔:Perforceサービスの更新されたファイル情報をP4Vで確認する頻度を設定します。頻繁に確認することで、P4Vに現在のファイルステータスが表示されますが、Perforceサービスの作業負荷は増加します。
-
1チェンジリストあたりのファイル最大表示数:1つのチェンジリストに表示されるファイルの最大数を指定し、非常に大規模なチェンジリストの取り扱いおよびサブミットに必要な時間を最小限に抑えることができます。この設定は、チェンジリストの表示のみに影響し、1つのチェンジリストが含むことのできるファイル数を制限するものではありません。最大数を超えるファイルは、プレーンテキストのリストで表示されます。
-
プレビューするファイルの最大サイズ(オーディオファイルとビデオファイルを除く):[ファイル]パネルの[プレビュー]タブに表示される画像ファイルのサイズを制限し、PerforceサービスからP4Vに送信される画像データのサイズを制限します。
-
一度にフェッチするチェンジリスト、ジョブ、ブランチマッピングまたはラベルの数:フェッチされる各バッチで読み込まれる仕様の数を指定し、サーバーの負荷を最小限に抑えてP4Vのパフォーマンスを最大化します。すべてのエントリを取得するには、0を設定します。
動作
次のP4Vの一般的なユーザーインタフェースを設定することができます。
プロンプト:
-
ファイルを元に戻す前に警告する:ファイルを元に戻す前にP4Vでプロンプトを表示するかを指定します。
-
無視されるファイルが追加目的でマーキングされなかったことを警告する:無視リストのファイルをワークスペースへ追加するファイルとしてマークしようとしたときに警告を表示するかを選択します。
無視リストを作成していて、無視するファイル名をローカルの
P4IGNORE
環境変数として設定している場合、P4Vは、無視リストに入っているファイルとファイルタイプに追加のマークをしません。この警告は、そのようなファイルに追加のマークを付けようとしたとき、または調整プロセスを使用してファイルをPerforceディポに追加しようとしたときに表示されます。無視リストと
P4IGNORE
についての詳細情報は、『P4Vユーザーズガイド』を参照してください。 -
ファイルのチェックアウト、追加、削除の際にチェンジリストの指定を要求する:ファイルを開くときにP4Vで"チェンジリストを選択する"ダイアログを表示するかを指定します。
-
日付の古いファイルをチェックアウトする際に最新リビジョンを取得するか尋ねる:以前のリビジョンからファイルをチェックアウトしようとするときに、P4Vが最新のリビジョンを取得するようにP4Vでプロンプトを表示するかを指定します。
-
新しいPERFORCEサンドボックスに接続する際に確認する:新しいPerforceサンドボックスに接続する前に、P4Vでプロンプトを表示するかを指定します。
ドラッグアンドドロップ:
-
ディレクトリ間のドラッグアンドドロップによる反映を有効にする:フォルダを別のフォルダにドロップしたときに[マージ/反映]ダイアログを起動します。
-
ファイル間のドラッグアンドドロップによる比較を有効にする:ファイルを別のファイルにドロップしたときに[差分]ダイアログを起動します。
マージ-反映
[マージ-反映]ダイアログのデフォルト動作を設定します。
-
ダイアログが開かれるときのデフォルトのマージメソッドを指定します。
-
反映元と反映先のファイルを指定: 反映元および反映先のファイルの選択を求めるダイアログが表示されます。
-
ブランチマッピング: ブランチマッピングの選択を求めるダイアログが表示されます。
-
最後の選択内容を記憶: 最後にダイアログを開いたときのマージメソッドでダイアログが開きます。
[マージ-反映]ダイアログをファイルまたはフォルダから開く(非ストリーム)か、サブミットされたチェンジリストから開くかで、異なるデフォルトのマージメソッドを設定することができます。
注意
[マージ-反映]ダイアログをストリームオブジェクトまたはブランチマッピングから開く場合、デフォルトで表示されるマージメソッドを設定することはできません。なぜなら、ストリームオブジェクトのマージメソッドは常にストリームからストリームであり、ブランチマッピングのマージメソッドは常にブランチマッピングであるためです。
-
-
ブランチマッピングのフィルタに使用するファイルの取り扱い方法を指定します。
-
反映元: 自分が含めたファイルは、反映元として扱われます。
-
反映先: 自分が含めたファイルは、反映先として扱われます。
-
最後の選択内容を記憶: ダイアログは、最後にダイアログを開いたときと同じ方法でファイルを取り扱います。
-
-
[マージ-反映]ダイアログを開いたとき上部に表示されるオプションタブを指定します。
-
衝突解決してサブミット
-
フィルター
-
詳細
-
最後の選択内容を記憶
-
-
デフォルトの、衝突解決してサブミットオプションを指定します。
-
ファイルを作業中チェンジリストに追加または衝突解決後に自動的にサブミットする
-
マージ後に自動的にファイルの衝突を解決(1つの解決方法を選択)
-
作業中チェンジリスト: デフォルトまたは新規
-
以前にリンクされたジョブを、新しいチェンジリストに追加する
-
-
開かれているファイルをチェックし、マージする前に警告するかを指定します。
このオプションにより、マージのため選択されているファイルがすべて開かれているか確認します。
[デフォルトに戻す]をクリックして設定をPerforceのデフォルトに戻します。
これらのオプションについての詳細情報は、コードライン間でファイルをマージするを参照してください。
反映フラグ
反映フラグは、[マージ-反映]および[ブランチ]ダイアログでp4 integrateコマンドを実行したときに適用できます。これらの反映フラグをデフォルトで適用するように設定できます。
-
新しくブランチされたファイルをワークスペースにコピーしない(-v):対応するファイルをディポからワークスペースに取得せずに、ディポにブランチを作成します。
-
ベースレスマージを有効にする(-i):反映元と反映先が同じ祖先を共有していなくても、最も新しく追加された反映元ファイルのリビジョンをベースとして反映を実行します。
-
反映元が削除後に再追加されている場合に変更の反映を試みる(-Di):反映先ファイルが削除され反映元ファイルが変更されている場合、このオプションは反映元ファイルを反映先ファイルの一番上に再ブランチします。反映元ファイルが削除され反映先ファイルが変更された場合、このオプションは反映先ファイルを削除します。デフォルトでは、大幅な編集を削除されたファイルに反映することはできません。
-
すべてのリビジョンでの反映を強制実行し、反映履歴を無視する(-f):すでに反映されているものを含む、反映元ファイルと反映先ファイルのすべてのリビジョンを反映します。通常、指定されたリビジョン範囲で使用します。
-
選択されたファイルの最新リビジョンを取得しない(-h):反映先ファイルのワークスペースリビジョンを使用します。デフォルトでは、反映先ファイルのヘッドリビジョンは反映前に自動でワークスペース内に取得されます。
-
間接的な反映履歴を無視する(-1):ベースファイルリビジョンの選択を、直接(親から子または子から親)の反映履歴に制限します。
-
反映元のファイルタイプを反映先ファイルに伝播する (-t):反映先ファイルに反映元ファイルと同じファイルタイプを割り当てます(既存の反映先ファイルに反映する場合)
-
新しい反映先ファイルにブランチする代わりに「解決結果のブランチ」をスケジュールする (-Rb):新しい反映先ファイルを自動でブランチするのではなく、衝突解決結果のブランチをスケジュールします。
-
反映先ファイルを削除する代わりに「解決結果の削除」をスケジュールする(-Rd):反映先ファイルを自動で削除するのではなく、解決結果の削除をスケジュールします。
-
以前にマージされたピックアップリビジョンをスキップしてマージ結果を改善する(-Rs):すでに反映済みのチェリーピッキングされたリビジョンをスキップします。このオプションはマージ結果を改善しますが、ファイルごとに複数の衝突解決が必要になります。
これらの反映フラグは、ダイアログ、反映方法、Perforceサーバー(P4D)バージョンに応じて、さまざまなPerforceコマンドに適用されます。
g | 条件 | コマンド | 適用可能なフラグ |
---|---|---|---|
マージ/反映 |
ストリームからストリームへ |
p4 merge |
なし |
マージ/反映 |
ブランチマッピングおよびファイルとフォルダ |
p4 integrate |
All |
コピー |
Perforceサーバー2011.1以降で利用可能なコマンド |
p4 copy | -v |
ブランチ |
Perforceサーバー2010.2以前 |
p4 integrate | -v |
ブランチ |
Perforceサーバー2011.1以降 |
p4 populate |
なし |
これらのPerforceコマンドについての詳細情報は、Perforceコマンドリファレンスを参照してください。
コピー
[コピー]ダイアログのデフォルト動作を設定します。
-
ダイアログが開かれる時のデフォルトのコピー方法を指定します。
-
反映元と反映先のファイルを指定: 反映元および反映先ファイルの選択を求めるダイアログが表示されます。
-
ブランチマッピング: ブランチマッピングの選択を求めるダイアログが表示されます。
-
最後の選択内容を記憶: 最後にダイアログを開いたときのコピー方法で開きます。
[コピー]ダイアログを非ストリームファイルまたはフォルダから開くか、サブミットされたチェンジリストから開くかによって、異なるデフォルトのコピー方法を設定することができます。
注意
[コピー]ダイアログをストリームオブジェクトまたはブランチマッピングから開く場合、デフォルトで表示されるコピー方法を設定することはできません。なぜなら、ストリームオブジェクトのコピー方法は常にストリームからストリームへであり、ブランチマッピングのコピー方法は常にブランチマッピングであるためです。
-
-
ブランチマッピングのフィルタに使用するファイルの取り扱い方法を指定します。
-
反映元: 自分が含めたファイルは、反映元として扱われます。
-
反映先: 自分が含めたファイルは、反映先として扱われます。
-
最後の選択内容を記憶: ダイアログは、最後にダイアログを開いたときと同じ方法でファイルを取り扱います。
-
-
[コピー]ダイアログを開いたとき上部に表示されるオプションタブを設定します。
-
サブミット
-
フィルター
-
詳細
-
最後の選択内容を記憶
-
-
サブミットオプションを設定します。
-
ファイルを作業中チェンジリストに追加またはコピー済みファイルを自動的にサブミットする
-
作業中チェンジリスト: デフォルトまたは新規
-
以前にリンクされたジョブを、新しいチェンジリストに追加する
-
-
デフォルトの詳細オプションを設定します。
-
新しくブランチされたファイルをワークスペースにコピーしない(-v):対応するファイルをディポからワークスペースに取得せずに、ディポにブランチを作成します。
-
[デフォルトに戻す]をクリックして設定をPerforceのデフォルトにもどします。
これらのオプションについての詳細情報は、コードライン間でファイルをマージするを参照してください。
ブランチ
[ブランチ]ダイアログのデフォルト動作を設定します。
-
ダイアログが開かれる時のデフォルトのブランチ方法を指定します。
-
反映元と反映先のファイルを指定: 反映元および反映先ファイルの選択を求めるダイアログが表示されます。
-
ブランチマッピング: ブランチマッピングの選択を求めるダイアログが表示されます。
-
最後の選択内容を記憶: 最後にダイアログを開いたときのブランチ方法で開きます。
[ブランチ]ダイアログを非ストリームファイルまたはフォルダから開くか、サブミットされたチェンジリストから開くかによって、異なるデフォルトのブランチ方法を設定することができます。
注意
[ブランチ]ダイアログをストリームオブジェクトまたはブランチマッピングから開く場合、デフォルトで表示されるブランチ方法を設定することはできません。なぜなら、ストリームオブジェクトのブランチ方法は常に反映元と反映先のファイルを指定であり、ブランチマッピングのブランチ方法は常にブランチマッピングであるためです。
-
-
ブランチマッピングのフィルタに使用するファイルの取り扱い方法を指定します。
-
反映元: 自分が含めたファイルは、反映元として扱われます。
-
反映先: 自分が含めたファイルは、反映先として扱われます。
-
最後の選択内容を記憶: ダイアログは、最後にダイアログを開いたときと同じ方法でファイルを取り扱います。
-
-
[ブランチ]ダイアログを開いたとき上部に表示されるオプションタブを設定します。
-
サブミット
-
フィルター
-
詳細
-
最後の選択内容を記憶
-
-
サブミットオプションを設定します。
-
ファイルを作業中チェンジリストに追加またはブランチ済みファイルを自動的にサブミットする
-
作業中チェンジリスト: デフォルトまたは新規
-
-
デフォルトの詳細オプションを設定します。
-
新しくブランチされたファイルをワークスペースにコピーしない(-v):対応するファイルをディポからワークスペースに取得せずに、ディポにブランチを作成します。
-
[デフォルトに戻す]をクリックして設定をPerforceのデフォルトに戻します。
これらのオプションについての詳細情報は、ブランチを作成するを参照してください。
ダブルクリック
P4Vでさまざまなオブジェクトタイプをダブルクリックしたときの動作を選択できます。[ダブルクリックの動作]列をクリックしてドロップダウンリストを開き、任意のオブジェクトのダブルクリック動作を選択します。ドロップダウンリストの選択項目となる動作は、オブジェクトにより異なります。
[デフォルトに戻す]をクリックすると、各ドロップダウンリストの最初の選択項目であるデフォルト設定に戻ります。
ショートカット
キーボードショートカットを入力して、メインP4Vウィンドウ、リビジョングラフビューワー、フォルダdiffユーティリティ、タイムラップビューのコマンドを使用することができます。
ショートカットの入力または編集は、次の手順で行います。
-
ショートカットドロップダウンで、ショートカットのタイプを次から選択します。
-
P4V
-
リビジョングラフ
-
フォルダdiff
-
タイムラップビュー
選択したウィンドウ、ビューワー、またはユーティリティのショートカットのみが表示されます。
-
-
コマンドの[ショートカット]列をクリックします。
ショートカット列を表示するには、リストウィンドウを右にスクロールする必要があります。
-
編集フィールドにキーボードショートカットを入力します。
ショートカットには、コマンドキー、コントロールキーまたはファンクションキーのいずれかが含まれている必要があります。
-
[OK]をクリックします。
コマンドには、デフォルトのキーボードショートカットを持つものがあります。すべてのデフォルトを復元するには、[デフォルトに戻す]をクリックします。また、個別のコマンドがデフォルトを使用するように設定する場合はコマンド行を選択して[デフォルトを使用]をクリックします。
ログ記録
次のログ記録オプションを設定することができます。
ログペインオプション:
-
P4レポートコマンドを表示:Perforceサービスからのステータス情報を取得するためにP4Vが発行するコマンドなど、P4Vが発行するすべてのコマンドを、P4Vウィンドウのログペインで表示するかを指定します。
-
ファイル操作についてp4コマンドの出力を表示:冗長なログメッセージで、このオプションを有効にします。
ファイルへのログ記録:
-
ファイルへのログ記録を有効にする:P4Vのアクティビティのログを指定のファイルに記録します。
-
名前:ログファイルの名前と場所を指定します。
-
サイズ:ログファイルの最大サイズをキロバイト(KB)単位で指定します。
-
表示
次のP4V表示とローカライズオプションを設定することができます。
アプリケーション:
-
詳細パネルのタブバーに項目数を表示する:[サブミット済み]タブでは、詳細パネルのタブバー(サブミット済みリストの下)でファイル数とジョブ修正数の表示の切り替えを行います。
-
アップグレード後にP4V新機能紹介ページを表示する:P4VウィンドウのタブとしてP4V新機能紹介ページを表示します。
-
日付:P4Vを通じて使用する日付のフォーマットを設定します。
-
OS形式:自分のオペレーティングシステムで使用している形式を使用します。
-
Perforce標準(yyyy/mm/dd hh:mm:ss)
-
-
この形式で日時を表示: 日付と時間の表示を、共有するバージョニングサービスのもの(サーバ時間)にするか、またはローカルクライアントのものにするかを設定します。
ローカライズ:
-
アプリケーションメニュー、ラベルおよびダイアログに使用される言語(再起動が必要):英語または日本語(利用可能な場合)を選択します。
-
すべての接続に対しこのエンコードを設定:unicodeモードのPerforceサービスへの接続に対して文字エンコードを設定する。
ここでエンコードを設定しない場合、unicodeモードのPerforceサービスへの接続をセットアップするたびに、文字エンコードを入力するようにプロンプトが表示されます。ここで設定するエンコードは、接続ですでに文字エンコードを設定済みのサービス接続には影響しません。どの設定を選択してよいか分からない場合は、Perforce管理者に問い合わせてください。
-
非Unicodeのサーバへの接続時にP4Mergeでシステム文字エンコードを使用する:有効になっている場合、文字エンコードを決定するためにP4Mergeの論理をオーバーライドします(2010.1以前の動作保持のため)。
ファイルおよび履歴
P4Vのファイルおよびファイルアイコンの表示方法を設定します。
-
変更されたファイルには別のファイルアイコンを使用する:ワークスーペース同期後に編集したファイルをP4Vで表示するかを設定します。
-
ワークスペースおよびディポツリーにあるファイルのPERFORCEファイルタイプを表示:ツリーパネルのファイルタイプの表示を切り替えます。
-
ワークスペースツリーとディポツリーのファイルにリビジョン情報を表示する:ツリーパネルのリビジョン番号の表示を切り替えます。
-
Mayaのファイルにサムネールを描画する:Mayaメディアファイルのサムネール画像の表示を有効にします。
-
ファイルプレビューフォント:P4Vでプレビューパネルにファイルを表示するために使用するフォントを指定します
[固定サイズのフォントのみを表示する]をクリックして、フォントのドロップダウンの選択を制限して固定サイズのフォントにします。
-
(ブランチまたはコピー操作の後で)'タスク'ストリームからファイル/リビジョンを隠す:ファイル履歴を表示する際に、タスクストリームにサブミットしたファイルリビジョンを除外します。
機能
次の機能を有効または無効にすることができます。機能を無効にすると、その機能に関連したタブやダイアログはP4Vに表示されなくなります。
機能:
-
ラベル
-
ジョブ
-
ストリーム
-
アンロード/リロード
メニューオプション:
-
マージ、コピー、ブランチダイアログ
-
接続アシスタントの設定/接続ウィザード
-
サンドボックスの構成
-
リビジョングラフ
-
カスタムツール
-
タイムラップ
-
管理ツール
デフォルトでは、上記すべてのツールが有効になっています。変更を反映するには、P4Vを再スタートする必要があります。これらの機能についての詳細は、このユーザーズガイドの該当セクションを参照してください。
ツール
次のリビジョングラフおよびタイムラップビューのオプションを設定することができます。
リビジョングラフ:
-
リビジョングラフにソフトウェアレンダリングを使用する:マシンでリビジョングラフ出力のレンダリングに問題が発生した場合のみ有効にします。詳細については、Perforceのナレッジベースを参照してください。
-
リビジョングラフを祖先と子孫に制限する:あるファイルの反映履歴を表示する量を制御します。
タイムラップビュー:
-
デフォルトでタイムラップビューはこれを表示:タイムラップビューで、選択したファイルの直接のファイル履歴、ブランチ(反映/マージ)履歴、またはオリジナルとなるチェンジリストについての情報をデフォルトで表示します。
これらの表示プリファレンスをタイムラップビューでも選択することができます。これらのオプションの詳細情報は、画像ファイル履歴をタイムラップビューで表示するを参照してください。画像タイムラップのプリファレンスについての詳細情報は、画像タイムラップを参照してください。
画像タイムラップ
画像タイムラップビューで取得するリビジョンのデフォルト設定:P4Vでタイムラップビュー使用時に表示するリビジョンの数についてプロンプト表示するか、取得するリビジョンを特定の数に制限するか、またはすべてのリビジョンを表示するかを指定します。1度に取得する画像ファイルの数を制限することで、パフォーマンスを向上することができます。
画像タイムラップビューにおけるファイルタイプの関連付け:タイムラップビューでファイルを画像として開くか、またどの画像タイプを画像として表示するかを指定します。タイムラップビューの画像レンダリングを制限することで、パフォーマンスを向上することができます。
ファイルエディタ
ファイルタイプをそのファイルの編集に使用するアプリケーションと関連付けする手順は、以下のとおりです。
-
[追加]をクリックします。
-
ドロップダウンリストからファイル拡張子を選択します。
-
関連するアプリケーションを入力または参照します。
-
(オプション)[常に選択されたアプリケーションを使用してこのタイプのファイルをオープン]を選択してアプリケーションをデフォルトに設定します。
-
[保存]をクリックします。
各拡張子に対して任意の数のアプリケーションを入力することができます。P4Vのファイルをコンテキストクリックして[他のアプリケーションで開く]を選択すると、オプションとしてすべてのアプリケーションが表示されます。
注意
P4Vのコンテキストメニューからファイルを開くために使用したすべてのアプリケーションは、たとえ削除された場合でも、関連付けられたアプリケーションとしてプリファレンスダイアログのファイルエディタページにデフォルトで表示されます。
Diff
デフォルトのdiffアプリケーションを設定するには、次の1つを選択します。
-
P4Merge:Perforce付属のdiffツールです。
-
その他のアプリケーション:任意のdiffツールを参照します。
サードパーティのdiffアプリケーションに引数を設定するには、[引数]フィールドの%1に最初のファイル名を入力し、%2に2番目のファイル名を入力します。Perforceは、diffアプリケーションの呼び出し時にこれらのプレースホルダーを実際のファイル名で置き換えます。
diffアプリケーションをファイルタイプで割り当てる手順は以下のとおりです。
-
[追加]をクリックします。
-
ドロップダウンリストからファイル拡張子を選択します。
-
関連するアプリケーションを入力または参照します。
-
サードパーティのdiffアプリケーションでは、[引数]フィールドに引数を設定します。
%1に最初のファイル名を入力し、%2に2番目のファイル名を入力します。P4Vは、diffアプリケーションの呼び出し時にこれらのプレースホルダーを実際のファイル名で置き換えます。
-
[保存]をクリックします。
拡張子および関連付けられたアプリケーションは、ファイルタイプとアプリケーションの関連付けリストに表示されます。
マージ
デフォルトのマージアプリケーションを設定するには、次の1つを選択します。
-
P4Merge:Perforce付属のマージツールです。
-
その他のアプリケーション:任意のマージツールを参照します。
サードパーティーのマージアプリケーションに引数を指定するには、[引数]フィールドに次の置換可能なパラメータを入力します。
-
ベースファイル:
%b
-
Their/反映元ファイル:
%1
-
Your/反映先ファイル:
%2
-
結果ファイル:
%r
Perforceは、マージアプリケーションの呼び出し時にこれらのプレースホルダーを実際のファイル名で置き換えます。
-
マージアプリケーションをファイルタイプで割り当てる手順は以下のとおりです。
-
[追加]をクリックします。
-
ドロップダウンリストからファイル拡張子を選択します。
-
関連付けられたアプリケーションを入力または参照します。
-
サードパーティのマージアプリケーションでは、[引数]フィールドに引数を設定します。
[引数]フィールドに次の置換可能なパラメータを入力します。
-
ベースファイル:
%b
-
Their/反映元ファイル:
%1
-
Your/反映先ファイル:
%2
-
結果ファイル:
%r
Perforceは、マージアプリケーションの呼び出し時にこれらのプレースホルダーを実際のファイル名で置き換えます。
-
-
[保存]をクリックします。
拡張子および関連付けられたアプリケーションは、ファイルタイプとアプリケーションの関連付けリストに表示されます。
アプレット
管理者の許可により、PerforceサービスはP4Vでアプレットを実行することができます。これらのアプレットをP4Vで実行するには、P4Vプリファレンスでアプレットを有効にする必要があります。Perforceアプレットの詳細情報は、『ビジュアルツール用Perforce JavaScript APIユーザーズガイド』を参照するか、Perforce管理者に連絡してください。
PerforceアプレットをP4Vで実行する手順は次のとおりです。
-
[PERFORCEアプレットのP4Vでの実行を許可]を選択します。
-
Perforceアプレットを許可するPerforceサービスを指定します。
-
Perforceサービス名またはホスト:ポートを[サーバー]フィールドに入力します。
-
[追加]をクリックします。
-
-
[詳細...]をクリックして次の設定をします。
-
アプレットからのクッキーを保存 ([クッキーを削除]をクリックして、アプレットが生成したクッキーをすべて削除します)
-
アプレットによるローカルへのデータ保存を許可
-
アプレットによりインターネットアクセスのために使用されるWebプロキシを手動で構成する:Webプロキシアドレスとポートを入力します。
-