Perforceサービスに接続する
P4Vの初回の起動時には接続設定ウィザード(Macの場合:接続設定アシスタント)が自動的に実行されます。ウィザードを使用すると、接続設定を指定できるほか、必要に応じてユーザーやワークスペースを作成できます。以降のP4Vセッションでは、[接続をオープン]ダイアログがデフォルトで表示されます。ウィザード/アシスタントを手動で実行するには、[接続] > [接続を設定...]に移動します。
以前に使用した接続を使用してPerforceサービスに接続するには、以下のいずれかを実行します。
新しい接続を使用してPerforceサービスに接続する手順は以下のとおりです。
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P4Vを起動するか、P4Vをすでに実行している場合は[接続] > [接続をオープン...]に移動します。
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[接続をオープン]ダイアログで、
構文を使用して、接続するPerforceサービス名とポート番号を入力します。server_host
:port_number
PerforceサービスがSSL (Secure Sockets Layer)暗号化に対応している場合は、以下の構文を使用します。
ssl:
server_host
:port_number
重要
SSL対応のPerforceサービスに接続する際、信頼されていないSSL接続または改ざんされたSSLフィンガープリントに関する警告が表示される場合は、接続を完了する前にPerforce管理者に問い合わせてください。
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[ユーザー]フィールドにユーザー名を入力します。
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特定のユーザーを表示するには、[表示...]ボタンをクリックし、リストからユーザーを選択します。
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ユーザーを作成するには、[新規...]をクリックし、適切な情報を入力します。
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(任意指定) [ワークスペース]フィールドに、クライアントワークスペースの名前を指定します。
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特定のクライアントワークスペースを表示するには、[表示...]ボタンをクリックし、リストからワークスペースを選択します。
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クライアントワークスペースを作成するには、[新規...]をクリックし、必要な情報を入力します。
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[OK]をクリックします。
P4Vは指定したPerforceサービスに接続し、メインウィンドウに新しいインスタンスを表示します。
Windowsのみ
Perforce接続設定ではWindows環境変数を設定できます。これにより、他のPerforceクライアントアプリケーション(Windows Explorer用のPerforceプラグインであるP4EXPなど)で設定を使用できるようになります。
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接続関連の環境変数を設定するには、[接続] > [環境設定...]に移動し、必要な設定を指定します。
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起動時に環境接続設定を使用するようにP4Vを構成するには、[編集] > [プリファレンス...]に移動し、[接続]ページで[使用中のPerforce環境設定で一致する接続をオープンする]を有効にします。
このページで[設定を変更]ボタンをクリックし、接続関連の環境設定を設定することもできます。
お気に入りの接続
お気に入りの接続のリストを保存してエントリにわかりやすい名前を割り当てることができます。これにより、ポート番号やサービスホスト名を覚える必要がなくなります。
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お気に入りの接続を追加するには、[接続] > [お気に入りの接続] > [お気に入りの接続を追加...]に移動します。
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既存のお気に入りを変更するには、[接続] > [お気に入りの接続] > [お気に入りを管理...]に移動します。
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お気に入りの接続に接続するには、[接続] > [お気に入りの接続]に移動します。
unicodeモードのPerforceサービスに接続する
unicodeモードのPerforceサービスに初めて接続する際は、P4Vで文字セットを選択する必要があります。unicodeモードのサービスに接続する場合、この設定を正しく構成し、クライアントマシンとPerforceサービス間でファイルが適切に転送されるようにする必要があります。どの設定を選択してよいかわからない場合は、Perforce管理者に問い合わせてください。
unicodeモードのPerforceサービスのデフォルトのエンコードを構成するには、[編集] > [プリファレンス...]に移動するか(Windows)、[P4V] > [プリファレンス...]に移動し(Mac)、[表示]ページを開きます。
unicodeモードのPerforceサービスに初めて接続する場合、[接続をオープン]ダイアログを閉じると、P4Vは[文字エンコードを選択]ダイアログを表示します。必要なエンコードを指定し、[OK]をクリックします。指定したエンコードは構成されたすべてのデフォルト値を上書きし、後で同じPerforceサービスに接続する際に使用されます。
PerforceはUTF-16文字セットのバリアントをいくつかサポートしています。Windows、Mac、LinuxプラットフォームではUTF-16エンコードの処理が異なるためです。具体的には、マルチバイト文字の配列や、ファイルヘッダーにバイトオーダーマーカー(BOM)が含まれるかどうかが異なります。標準UTF-16設定であるutf16
は、プロセッサーの通常のデフォルト値に従って構成されています。クライアントコンピュータが異なるバイトオーダー/BOM設定を必要としていない場合は、この設定を使用することをお勧めします。
unicode環境およびunicodeファイルを処理するクライアントやサービスを構成する方法の詳細情報は、お使いのPerforceサーバーバージョンの国際化対応情報を参照してください(http://www.perforce.com/perforce/doc.current/user/i18nnotes.txt)。