FAQ
エラー等、お困りの場合に
イミュニティソフトウェア(IM5、VI5)でエラーが表示された場合
ID.
Q. BS5000型バンドセレクタをUSB接続で制御した場合に通信エラーとなる
A.
東陽テクニカ製BS5000型バンドセレクタまたはNS4900型RFセレクタをUSB接続で制御した場合に通信エラーとなる場合、以下3点をご確認ください。
1.デバイスマネージャーでの認識確認
BS5000型バンドセレクタまたはNS4900型RFセレクタをPCと接続すると、デバイスマネージャーにてUSB Serial Port(COMx)として認識されます。
※x=1, 2, 3…の数字は接続する度に変更される可能性があります。
以下のように[ほかのデバイス USB-COM422 Plus1]などと表示されるなどして正常に認識されない場合は、下記URLよりドライバーをダウンロードして頂き、CDM212364_Setup.exeを実行して下さい。
https://ftdichip.com/drivers/vcp-drivers/
2.ソフトウェア設定確認
イミュニティソフトウェアにて以下の設定となっていることを確認します
接続インターフェース:RS232C
*PCとの接続をUSBケーブルにて行った場合でも、東陽テクニカソフトウェア(IM5, VI5等)での設定はRS-232Cとして行います。
通信ポート:上記の手順1で確認したCOMポート番号と一致していることを確認
ボーレート:38400
パリティ:EVEN
データビット長:7
ストップビット:1
フロー制御:NONE
送信ターミネータ:LF
受信ターミネータ:LF
3.NI MAXを使用した通信確認
上記1, 2の確認を実施しても通信エラーが発生する場合、以下の手順にて通信確認を行い、機器を制御できるか確認をお願いします。
(ア)National instruments社製ソフトウェア[Measurement Automation/NI MAX]を起動します。
(イ)“デバイスとインターフェース”を選択後“ASRLx::INSTR “COMx””を選択して、[VISAテストパネルを開く]を選択します。
※x=1, 2, 3…の数字は接続する度に変更される可能性があります。
(ウ)Configurationをクリックします。
(エ)[Serial Settings]タブのData Frame Settingsの下記設定を以下の通り入力します。
Baud Rate:38400
Data Bits:7
Stop Bits:1
Parity:Even
(オ)I/O SettingsタブのTermination Methodsの設定を以下の通り変更します。
End Mode For Reads:Termchar
End Mode For Writes:Termchar
Termination Character:Line Feed - \n
(カ) [Apply Changes]ボタンをクリックします
(キ) Input/Outputボタンをクリックします
(ク) Basic I/OタブのSelect or Enter Commandに[BX]( X = 1, 2, 3, ・・・ バンド番号)と入力しWriteを選択します。
(オ) BS5000またはNS4900が指定したバンドに切替わるかどうかを確認します。