Bio-Logic Science Instruments(バイオロジック / フランス)
SVET 走査型振動電極システム
SVET(走査型振動電極法)は、電気化学反応により生じる溶液中の電位勾配を電極を振動させることで測定し、サンプル表面の電流分布を導出します。アノード/カソード反応で測定される位相が異なるため、局部電池の様な同一面上での酸化・還元反応も測定できます。
株式会社東陽テクニカ 脱炭素・エネルギー計測部
phone03-3245-1103
Mail:keisoku[at]toyo.co.jp
特長
- 測定パラメータ:
- 電流勾配
- サンプル雰囲気:
- 液相
- 測定原理:
- 微少エリアに溶液を付着、そのエリア内での反応を測定
- 特長・用途:
- 局所腐食
真の局所電流測定
自然浸漬(バイアス無し)での測定可能
- 測定空間分解能:
- 100μm
アプリケーション
- 生細胞の活性モニタリング
- 膜/塗膜の研究
- 表面のコンタミネーション
- 表面のストレス欠陥
- 糸状腐食
- センサ
経時変化のSVETイメージ。(1時間間隔)
コイル塗装されたスチール破断面の腐食反応が進行することによる電流を計測している。
ギャラリー
図1.コイル塗装された亜鉛メッキ鋼切断面の
光学顕微鏡写真。
図2.図1と同じ領域のSVETイメージ。
欠陥部においてアノードおよびカソード反応が観察される。
赤色の領域はカソード反応、青色の領域はアノード反応。