「Helix QAC 2022.3(QAC 10.4.0 / QAC++ 5.4.0)」リリースのお知らせ
Perforce Software, Inc.
2022年11月11日に「Helix QAC 2022.3(QAC 10.4.0 / QAC++ 5.4.0)」およびコンプライアンスモジュールの Windows 版/RedHat Enterprise Linux 版の下記バージョンをリリースしました。
- Helix QAC 2022.3(QAC 10.4.0 / QAC++ 5.4.0)
- MISRA C:2004 コンプライアンスモジュール(M2CM)4.3.0
- MISRA C:2012 コンプライアンスモジュール(M3CM)3.4.0
- CERT C コンプライアンスモジュール(CERTCCM)2.4.0
- CWE(C言語)コンプライアンスモジュール(CWECCM)2.4.0
- MISRA C++ コンプライアンスモジュール(MCPP)2.4.0
- CERT C++ コンプライアンスモジュール(CERTCPPCM)2.4.0
- CWE(C++言語)コンプライアンスモジュール(CWECPPCM)2.4.0
- AUTOSAR コンプライアンスモジュール(ASCM)3.4.0
2022年11月1日時点で保守契約が有効なお客様には、製品ダウンロードページの URL とアクセス用 ID ならびにパスワードを個別にメールでお知らせします。
保守契約が終了しているお客様も2週間の評価版をお試しいただけますので、この機会にぜひ保守契約の再開をご検討ください。
主な改善点
本バージョンにおける主な改善点は以下のとおりです。
解析機能のさらなる改良
データフロー解析を含む QAC/QAC++ の解析機能の改良を行いました。これにより MISRA C/C++ や CERT C/C++などのコンプライアンスモジュールのチェックの精度が向上しました。
新しい言語規格のサポート
[C23] 次期標準 C23 で導入される見込みの次の機能へのサポートが追加されました。
- auto
- typeof
[C++20] 次の機能へのサポートが追加されました。
- Layout-compatibility and pointer-interconvertibility traits
- Default member initializers for bit-fields
コンパイラ用設定ファイル(CCT)の自動生成
以下のコンパイラについて CCT の自動生成が可能になりました。
CCT の自動生成を行うことによって、お使いのビルドコマンドを入力として、設定、解析対象ファイルの登録、解析が一回の操作で実施できます。
- Green Hills 2018-2022
- Visual Studio 2022
- Wind River Diab v7
- TI tiarmclang(C++98/03)
- GNU cc1/cc1plus
詳細は、TOYO DEVELOPER PORTALから [Helix QAC] ページの FAQ に入り、[ツール操作] > [同期] > [CCTの自動作成] をご覧ください。
CCT の自動生成のサポート範囲拡大に伴い、CCT Generator は 2023年3月頃に更新を終了します。
CCT Generator については TOYO DEVELOPER PORTAL から [Helix QAC] ページの FAQ に入り、[設定] > [コンパイラ用設定ファイル(CCT)] > [CCT Generator] をご覧ください。
Visual Studio 2022 のサポート
Visual Studio 2022 をサポートしました。Helix QAC 2022.3 には Visual Studio 2022 プラグインおよびコンパイラ用設定ファイル(CCT)が付属しています。
Visual Studio 2022 プラグインを使用することで、Visual Studio 上で次のことを行うことができます。
- ビルド対象のコードを解析する
- 解析結果を確認する
- メッセージヘルプ確認する
- メッセージの抑止を行う
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その他詳細は、製品のリリースノートをご覧ください。
最新版のご利用にあたって
本日リリースの最新版をお使いいただくには、ライセンスの更新が必要です。
以下のライセンス申請書に必要事項を記入のうえ、ライセンス申請書に記載の宛先へお送りください。保守契約に基づきライセンスを更新いたします。
★ https://www.toyo.co.jp/files/user/img/product/ss/files/reprise_license_req.docx
なお、10月初旬以降にライセンスを更新されたお客様には既に最新版を利用可能なライセンスが発行されている場合があります。
東陽ユーティリティについて
「Helix QAC 2021.3(QAC 10.1.0 / QAC++ 5.1.0)」から、 Helix QAC に含まれる python のメジャーバージョンが 2 から 3 に変更になっています。
また、「Helix QAC 2022.1(QAC 10.2.0 / QAC++ 5.2.0)」のリリース時に、"Helix QAC 2021.3(QAC 10.1.0 / QAC++ 5.1.0)以降用の東陽ユーティリティ" に機能追加と改善がなされました。
東陽ユーティリティをお使いの際は、TOYO DEVELOPER PORTAL から [Helix QAC] ページの FAQ に入り、 [基本情報] > [東陽ユーティリティ] にある "Helix QAC 2021.3(QAC 10.1.0 / QAC++ 5.1.0)以降用の東陽ユーティリティ" を入手ください。
最新の東陽ユーティリティをご利用いただきますよう、お願いいたします。
評価版のお申し込み方法
最新バージョンをお試しいただける、2週間の評価版を用意しています。ご希望のお客様は、以下のURLよりお申し込みください。
QAC評価版:
★ https://www.toyo.co.jp/ss/contacts/detail/qacevalrequest.html
QAC++評価版:
★ https://www.toyo.co.jp/ss/contacts/detail/qacppevalrequest.html
TOYO DEVELOPER PORTALについて
Helix QAC をはじめ、各種製品やソリューションに関するFAQ、設定手順、リリース情報、ホワイトペーパーなど役立つ情報を提供しています。トラブル解決・環境構築などに、ぜひご利用ください。情報は随時、追加・更新しています。
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https://kb.toyo.co.jp/wiki/display/KBTOP
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■ お問い合わせ先 ■
本件についてご不明点・ご質問等ございましたら、テクニカルサポートにお問い合わせください。
株式会社東陽テクニカ ソフトウェア・ソリューション
TEL:03-3245-1248 (直通)
E-mail:ss_support@toyo.co.jp