ドローン用モータ計測システム
特長
- ドローン用モータのトルク・回転数・効率の測定
- 疑似負荷機能により飛行中のドローンのプロペラにかかるトルクを模擬
- プロペラがない状態でモータおよびドライバの検査により開発サイクルの効率化
- 飛行中のドローンでは起こりにくい異常負荷の模擬により品質向上
装置構成
トルク・回転数の計測・制御機器
TMTソフトの機能でPIDトルク/PID回転数制御、オープンループ制御、疑似負荷制御ができます。
疑似負荷制御
疑似負荷制御の設定
トルクを模擬するため、回転数とトルクの具体的な値をいくつかピックアップしてExcelなどの表に入力します。
そして、この値を曲線近似して、多項式の関数を用意します。
この関数をTMTソフトに入力することで、回転数に応じたトルクの制御値が指定できます。
このように、模擬したい全ての回転数の領域を多項式の関数として表現します。
疑似負荷制御の計測画面
TMTソフトウェアでは、負荷を「関数」で制御させることができます。常に軸の回転数を監視し、関数で与えられたトルク値でコントローラの指令値を更新します。 このモードでは、決まったパターンで動作するのではなく、制御ストップを押すまで継続して負荷を制御します。