TESCAN GROUP, a.s.

X線マイクロCTシステム 【CoreTOM】

TESCAN社最新鋭のCoreTOMは、医療用CTの測定視野の広さとラボ用X線マイクロCTの空間分解能の双方を1台で両立したX線マイクロCTシステムです。

地質調査で採取されるコアサンプルから細孔・粒子レベルのイメージングまで、幅広いスケールに対応します。

特長

  • コアサンプルから細孔・粒子レベルまで、幅広いスケールに対応
  • 広域で取得したあと、内部の任意の箇所にズーム可能:Volume-of-Interest Scanning (VOIS)機能
  • 最大1m長のサンプルのイメージングが可能
  • その場実験の用途にも対応
  • 時間分解能10秒以下
  • 材料内部の化学情報を非破壊で取得できる「SPECTRAL CT」技術を搭載可能
     

炭酸塩岩コアを50mm径のコアから細孔の分布が判別できるスケールまで
イメージング

タービダイト・コアのマルチスケールイメージング
1m長のコア全体のスキャンから粒子解析可能な高解像スキャンまで、
試料の切り出しをせずに可能 (サンプル提供:Ghent大学)

仕様

時間分解能 10秒以下で360°回転
空間分解能 <3μm
X線源 加速電圧30 – 180 kV もしくは 30 – 230 kV / 出力300 W
X線検出器 大面積アモルファスシリコンフラットパネル検出器
2856 × 2856 pixel
最大フレームレート 100fps
サンプル搭載サイズ Max 600 mm 径 × 1150 mm 長
測定視野 Max 300 mm 径 × 1000 mm 長
サンプル搭載重量 Max 45㎏
X線源-検出器間距離 970mm
装置外形寸法 1.5 m(幅)× 2.5m(奥行) × 2.1m(高)
装置重量 4900kg